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子供と話そうエンブレム [子どもと話そう]ニューズレター    

子供と話そう
  [子どもと話そう]ニューズレター
第7号 平成12年8月8日
発行:文部省生涯学習局生涯学習振興課
〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関3-2-2
 TEL: 03-3581-4211(ex 2642,2092)
 FAX: 03-3597-9197
 e-mail: voice@monbu.go.jp
News Letter Vol.7  
       
[子どもと話そう]全国キャンペーンの概要
   子どもたちをめぐる問題は、ナイフを使用した殺傷事件、学校でのいじめ、性をめぐる問題など、極めて深刻な状況にあります。こうした中、文部省では、平成9年8月来、家庭や地域社会全体で子どもとふれあい、話し合う機会を充実するとともに、心豊かな子どもたちを育むため、「[子どもと話そう]全国キャンペーン」を実施しています。
 私たちは、大人が日頃から子どもたちとふれあい話し合う時間を持つことによってはじめて、彼らの心のシグナルに気づき、受け止めることができるようになる、心の奥で悩み、救いを求めている子どもたちに正面から、暖かくかつ毅然と向かい合うことができるようになる、と考えます。
 文部省では、キャンペーンロゴマークの使用、本ニュースレターでの紹介などを通じて、皆様のキャンペーンへの参加・協力を支援しています。 

 各機関、団体・企業等におかれては、このキャンペーンの趣旨を御理解いただき、引き続き積極的な取組を行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
 



夏休みに行われているキャンペーン事業のご案内

 

広島市交通科学館     ドリームマスター レオナルド・ダ・ヴィンチ
夢色々 500年前の乗り物たち

 レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、モナリザなどを描いた芸術家として知られていることが多いですが、超一流の科学者でもありました。そんなレオナルド・ダ・ヴィンチの残した研究の中から、乗り物や機械を再現して一堂に展示しているのが、この展示会です。もちろん、実際にさわって動かしたり、運転することができます。
 レオナルド・ダ・ヴィンチがもっとも叶えたかった夢は、空を飛ぶことでした。そんな彼が考えた空飛ぶ機械達も、実際に動かしてみることができます。ヘリコプターのように回ったり、鳥のように羽ばたいたり、工夫がいっぱいです。
 会場では、親子工作教室やペーパークラフトフェアなど、参加して楽しむ企画が盛りだくさん。夏休みの自由研究にもぴったりです。
 皆さんもこの展示会でレオナルド・ダ・ヴィンチの夢を体験してみませんか。

 
  開催場所 広島市交通科学館    
      アストラムライン長楽寺駅下車徒歩3分、または、伴安バス停下車(科学館前)
       082−878−6211    
      ホームページ   http://www.vehicle.city.hiroshima.jp   広島交通科学館画像
  観覧料 大人400円(団体350円) 小人220円(団体170円)  
      常設展示観覧料を含みます。  
  開催期間 平成12年9月3日(日)まで  
  開館時間 午前9時〜午後5時(展示室入場は午後4時30分まで)  
  休館日 8月14日を除く毎週月曜日  



 

21世紀に向けてきみの旅の夢プラン大募集!!
(株)日本旅行 トムソーヤクラブ 2000年記念事業

 (株)日本旅行トムソーヤクラブでは、全国の小中学生を対象に、21世紀にふさわしい夢の旅プランを募集しています。
 夢の旅プランといっても、難しく考える必要はなく、あなた自身がしてみたい旅、友達みんなで楽しく過ごす旅、懐かしいあの人に会いに行く旅、チャレンジ精神いっぱいの冒険と挑戦の旅など、自由な発想で応募してください。
 あなたの考えた旅のプランを作文または絵で表現して、下記宛先まで応募してください。また、寄せられたプランをもとに、トムソーヤクラブで新しい旅を計画しますので、来年にはきみのプランが実現しているかもしれませんよ。

 
  応募先 〒 105−8606 東京都港区新橋 2−20−15
        トムソーヤクラブ事務局「夢の旅プラン」係
  応募資格 全国の小学生・中学生
  応募方法 個人の部   作文   原稿用紙1〜3枚
          画用紙に旅のプラン・イメージ画を描いてください
    団体の部   模造紙に、旅のイメージや内容を協力して表現してください
  締切 平成12年8月31日(当日消印有効)



 

「do カルチャー アグリ」夏の親子フェスタ
大井町(東京都品川区)に10月オープンのカルチャーセンター、オープニングイベント開催中

 今年10月、大井町に「do カルチャー アグリ」がオープンします。そのオープニングイベントとして、夏休み期間中に親と子が楽しく遊びながら様々なことを学ぶことができるイベントが開催されています。
 夏の親子フェスタと題されたこのイベントは、夏休み期間中の平日を中心に行われており、日替わりで花時計を作ったり、よろいかぶとを着る体験、歌を通して英語を学ぶなど多彩な内容が用意されています。人数に限りがあるので、予約をしてからお出かけください。
 また、「子ども遊びの広場」が開かれており、イタリアのおもちゃなどで遊べます。この広場には専属のスタッフがいるので、安心して遊べます。

 
  開催日 平成12年8月29日までの月曜日〜金曜日(8月14日〜18日は休み)
  問合せ先 阪急大井 doカルチャー アグリ
      JR・東急大井町線大井町駅前 大井開発ビル2階
        (阪急大井町デイリーショッパーズ裏)
       03−5746−1090(受付日時 月〜金 10:00〜17:30)



 

昭和30年代の郷愁 第2回「夏休み子ども体験レポート・絵手紙募集」
  主催   中国新聞社   協賛   みろくの里

 中国新聞社は、「みろくの里」の協賛により、園内に再現した昭和30年代の街並みを再現したテーマパーク「いつか来た道」で、小学生を対象とした体験レポートと絵手紙を募集しています。
 木造の建物で風情のある街並み、縁台の出ている駄菓子屋など、昔は当たり前の風景が、今の小学生にはとても珍しい風景に映ることでしょう。そんな新鮮な体験を、ぜひ体験レポートや絵手紙で伝えてみませんか。
 また、これをきっかけに、おじいさん、おばあさんと昔のくらしについて聞いてみたり、話したりしてみてはいかがでしょう。
 みろくの里「いつか来た道」の感想を、下記の要領でご応募ください。

 
  募集内容 (体験レポート) 400字詰め原稿用紙1枚以内   いつか来た道
      (絵手紙) はがきに絵と文章
  テーマ みろくの里「いつか来た道」を体験して…
  応募先 〒720−0805
      広島県福山市御門町3−2−13
      中国新聞社福山支社 東部営業総局
        「夏休みこども体験レポート」係
  応募期限 平成12年8月31日必着
  問い合わせ先 中国新聞社福山支社 東部営業総局
       0849−23−1717
        (平日10:00〜17:00)

 


取組事例紹介

 

子どもの心と体の健康づくり   母と子の料理教室
   コンビニやファーストフードに囲まれた現代、食べ物はいつでも、どこでも簡単に手に入ります。でも、だからこそ、ちょっと立ち止まって食について考えてみたい。(財)日本食生活協会では、食習慣が固まる時期といわれる小学生の中・高学年とその家族を対象に、全国各地の公民館、保健センターで料理教室を開いています。
 単なる料理教室ではなく、各地域の食生活改善指導員が、健康について易しく、丁寧に話をしてくれるほか、レクリェーションなども企画されていて、楽しみながら自然に食生活に関する知識を学ぶことができます。
 この料理教室の実施場所、日時については、直接(財)日本食生活協会までお問い合わせください。
 
 
  問合せ先 (財)日本食生活協会
       03−3572−7051
日本食生活協会  

 

JA全農食育ブックレット「今日もごはんで元気いっぱい!」
   JA全農では、親子で一緒に食べることの楽しさを伝えるため、食育ブックレット「今日もごはんで元気いっぱい!」を作成しました。
 はるちゃんという女の子を主人公として、絵本のかたちで作られていますので、読み聞かせに使うこともでき、親子のふれあいを深めるきっかけにすることもできるように作られています。また、文字に全てふりがながついているので小さいお子さんも読めるように配慮されています。
 このブックレットを通して食生活のことだけでなく、健康のこと、自然のことなどを家族でいろいろと話し合ってみませんか。ブックレットの入手方法については、下記JA全農広報室までお問い合わせください。
 
 
 
  問合せ先 全国農業協同組合連合会(JA全農)
       03−3245−7040(広報室)
  ホームページ   http://www.zennoh.or.jp
今日もごはん元気いっぱい  

 

「子どもと楽しむテレビゲーム」ブックレット
  ゲームを通じて親子の理解を深めたい
   情報化時代の中、子どもたちも情報の波にさらされています。そんな時代の状況の中では、親も子どもの受け取る情報を経験し、理解する必要があると思います。
 このブックレットは、ゲーム制作者側の意図や、ゲームの持つメッセージ性、暴力性、芸術性など、深い視点からゲームの善し悪しについて考えられるような内容がわかりやすく盛り込まれています。
 また、章ごとに「親子で話し合ってみよう」というコーナーが設けられており、ゲーム感覚で、親子の交流を深めながらゲームについて考え、ものの見方・考え方を養うことができるようになっています。
 また、この団体では、同様の趣旨で作られた「親子で楽しむインターネット」というブックレットも昨年発行しています。
 これらのブックレットについての入手方法については、下記宛先までお問い合わせください。
 
    
 
  問合せ先 日本ルーテル・アワー
       03−5954−7879
  ホームページ   http://www.jlh.org
 

 

親子で作ろう!「ペットボトル浄水器」
  手作り浄水器で環境・防災・リサイクルを考える
  身近な素材を使って浄水器が作れ、単純な構造で1,000リットル以上の水を浄化できる。そのうえ透明だから、中の構造もばっちり見えて勉強になる。こんなペットボトル浄水器はいかが?
 (有)アントでは、環境教育・防災意識の高揚・リサイクルへの取り組みを目的として、ペットボトル浄水器手作りキットを頒布しています。ペットボトルを切るところを大人にやってもらえれば、あとは小学校1年生や2年生でも作ることができ、浄水器のメカニズムを目の前で観察することができます。また、身近な存在である水について改めて考えることで、毎日の生活について話し合ったり、いざというときのための備えとしての防災用品として、親子で考える機会にもなります。学校や子ども会などで、体験学習の教材としても使うことができます。
 この手作りキット以外にも、ペットボトルに入れるだけ、手軽で簡単な「ポペ」も用意されています。
 これらペットボトル浄水器手作りキットやポペについてのお問い合わせ、入手方法、頒価については、下記宛先までお問い合わせください。
 
 
 
  問合せ先 (有)アント
       054−251−4587
  ホームページ   http://www.ant-net.co.jp
 

 


 

○ キャンペーンの御案内
 キャンペーンに参加いただける場合、文部省で作成したロゴマーク、ポスター、チラシ等の図案を御利用いただけます。これらの図案の使用を希望される団体、キャンペーンの協賛事業を実施される団体や、ポスターの掲示や広報誌等への掲載によりキャンペーンの趣旨を普及宣伝していただける団体におかれては、各都道府県・政令指定都市教育委員会又は文部省生涯学習振興課までお問い合わせください。
 キャンペーンの詳細については、文部省のホームページ( http://www.monbu.go.jp/kodomo/kodomo.html )も御覧ください。

○ 本ニューズレターへの掲載について
 本ニューズレターでは、これからも、民間団体、各省庁、地方公共団体などの取組事例を具体的に紹介していきたいと考えております。
 掲載の御希望がございましたら、文部省生涯学習振興課までお気軽に御連絡ください。

 

[子どもと話そう]全国キャンペーンは全国で展開しています。 
各地でキャンペーンの輪が広がるよう、御家族や近所のお子さま、管下の市(区)町村、各地の小・中学校等にも幅広く配布・周知していただければ幸いです。
(このニューズレターは自由に複写・配布できます。)