平成22年5月18日(火曜日)13時から15時
文部科学省旧館6F講堂
安西祐一郎、五十嵐俊子、市川寛、馬野耕至、大路幹生、小城武彦、陰山英男、國定勇人、重木昭信、関口和一、玉置崇、千葉薫、中村伊知哉、野中陽一、堀田龍也、三宅なほみ、宮澤賀津雄、村上輝康、若井田正文
鈴木文部科学副大臣、坂田文部科学事務次官、清水文部科学審議官、山中官房長、板東生涯学習政策局長、川上審議官(生涯学習政策局担当)、德久審議官(初等中等教育局担当)、前川審議官(初等中等教育局担当)、戸渡審議官(文化庁)、齋藤参事官(学習情報政策担当)、増子情報政策室長
(1)鈴木副大臣挨拶
5月11日、IT戦略本部において、「新たな情報通信技術戦略」が策定された。この中で、「文部科学省は2010年に教育の情報化の基本方針を策定」することや、このビジョンを示した上で、「児童1人1台の各種情報端末・デジタル機器等を活用したわかりやすい授業」、「クラウドコンピューティング技術の活用も視野に入れた教職員負担の軽減に資する校務支援システムの普及」、「デジタル教科書・教材などの教育コンテンツの充実」、「教員の情報通信技術の活用指導力の向上」等が盛り込まれた。
現在、文部科学省のウェブサイトに開設している「熟議カケアイ」に、「ICTを活用した21世紀にふさわしい学校や学びはどうあるべきか」をテーマとした掲示板を開設している。ここでの議論もフィードバックしたいと考えている。委員の皆様方におかれても、本掲示板の周知や、本掲示板における積極的なご発言をお願いしたい。
(2)各企業より、主として以下の議題について説明があった後、委員との質疑応答が行われた。
(3)最後に、委員より以下の発言があった。
【委員】
本懇談会では、中長期的に見てこうすべきだということと同時に、初期段階に何をするのかについて考えなければいけないのではないか。
初等教育と高等教育では随分違うと思う。知識がある程度育った大人が議論して学ぶことと同じものを小学校へ持ち込んでうまくいくとは思えないので、きちんと分けて考えなければいけない。
【委員】
教育の中でテクノロジーを導入するときに、どこを置きかえるのか、どの程度置きかえるのか、追加していくのか、何か補う役割をするものなのかによって、導入の仕方はずいぶん変わってくるように思う。
段階を踏むということであれば、どの部分から置き換えていけばスムーズに学校の中に入っていくのかについて、議論をぜひお願いしたい。
(以上)
初等中等教育局情報教育・外国語教育課
-- 登録:平成23年03月 --