平成19年3月23日
18文科施第602号
文教施設企画部長決定
環境を考慮した学校施設(エコスクール)の整備推進に関するパイロット・モデル事業実施要項「8支援措置(1)当該学校の建物等の整備について所要の経費を補助する。」の具体的な方法を次のとおり定める。
1 方法
公立の小学校,中学校,高等学校,中等教育学校及び特別支援学校において,環境を考慮した学校施設(エコスクール)の整備推進に関するパイロット・モデル事業を実施することに伴い必要となる面積及び建築費を当該学校の補助面積及び補助単価に加算する。
2 加算対象
加算対象は次のとおりとする。なお,施設助成課の技術審査を受けることを原則とするが,この場合,加算根拠を示す図面,計算書等を提出する。
- 面積加算
- ア 本事業を実施するために必要となる電気室又は機械室の面積
- イ その他本事業の実施に伴い必要となる面積
- 単価加算
- ア 太陽光・太陽熱利用を図るための太陽光発電設備,太陽熱給湯器,床暖房等に必要な工事費
- イ 省エネルギー,省資源を図るための中水利用設備,断熱性能の向上等に必要な工事費
- ウ 自然との共生を図るための屋上緑化,校庭芝生化等に必要な工事費
- エ 地域材等の木材利用を図るための内装等の木質化に必要な工事費
- オ 資源のリサイクルを図るためのリサイクル建材の使用,生ゴミ堆肥化装置の設置等に必要な工事費
- カ その他本事業の実施に伴い必要となる工事費
3 加算範囲
- 補助面積
当該学校の必要面積の20パーセントの範囲内において,必要と認められる面積を加算する。
- 補助単価
当該学校の補助単価の20パーセントの範囲内において,必要と認められる経費を加算する。