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特別支援教育
第2章 都道府県・市区町村・学校の取組
北区特別支援教育巡回指導員による支援 東京都北区
概要
北区においては、平成16年度より東京都教育委員会の指定を受け、特別支援教育推進体制の構築に取り組んだ。特別支援対象児童生徒に対する支援システムを立ち上げ、校内委員会での検討を経て、より専門的な支援が必要な場合、専門委員会の助言を得て巡回指導員による支援を行っている。
非常勤講師を巡回指導員として拠点校(特別支援学級設置校)に配置し、巡回相談員(特別支援学級教諭、特別支援学校教諭、臨床心理士等)と共同で支援に当たっている。
キーワード
区の支援システム 専門委員会 個別指導計画に基づく支援
教員免許状を有する人材派遣 巡回支援チーム(巡回相談員・巡回指導員)による支援
1.
北区の支援システム
(1)
区の特別支援学級教諭の専門性とマンパワーの活用
特別支援学級の現況:
小学校38校、中学校18校、幼稚園7園のうち、言語障害・難聴学級2校(小学校)、情緒障害学級3校(小学校1校、中学校2校)、知的障害学級設置校12校(小学校8校、中学校4校)
<北区の支援システム>
(2)
児童生徒の「困り感」の解消を目指す支援-校内体制の充実-
特別支援教育推進の核となる特別支援教育コーディネーターが、校内委員会の運営及び関係機関との調整を行っている。また、児童生徒の「困り感」に着目した実態把握と支援を目指して演習も含めた研修会を受講し校内委員会で伝達している。保護者から情報や願いを聞き取り、各校でコーディネーターを中心に個別指導計画を作成し、支援の方向性の共通理解を図っている。
2.
巡回相談員と巡回指導員による共同の支援
◎
校内委員会での話し合いと支援の方向性の確認
<支援のポイントを明確にする>
〔例〕学習面<漢字学習への意欲の向上を図る>
☆
担任の支援-注意を喚起する声かけ、座席の配慮等
☆
巡回指導員の支援-次の作業や課題に移る時に、意識が向く声かけをする。(声かけ、メモでの指示等)
☆
家庭では-本児のペースで漢字の宿題を進める(練習回数を減らしたプリント)
◎
3~6ヶ月で指導や適応の状況を振り返る。
◎
支援終了後は校内委員会と巡回相談員がフォローアップする。
(1)
行動観察の実施
専門委員会に申し込みのあった段階で巡回相談員と巡回指導員がチームを組んで行動観察を行う。観察後、管理職、担任、コーディネーターと共に実態の把握を行い支援の方針を話し合う。
(2)
巡回指導員による支援
巡回指導員は、一人当たり概ね4ケースを担当している。専門委員会の指導体制、指導時数の決定を受け、別室での個別指導、または学級でのTT指導を行っている。概ね週4時間の指導のうち、3時間を指導、1時間を指導記録作成、担任との打ち合せに充てている。拠点校に戻った際、指導記録をもとに、特別支援学級教諭の指導を受け、有効な手立てや支援の方法を確認している。巡回指導員は小学校、中学校、特別支援学校等の教員免許を有している者を非常勤講師として配置し、コーディネーター研修会、専門委員会に出席し、専門性の向上を図っている。
3.
成果と課題
校内委員会での支援方針の共通理解のもと、巡回相談員と巡回指導員によるチームでの支援を行い、支援児童・生徒の集団への適応状況等に改善がみられた。巡回指導終了後のフォローアップの在り方が今後の課題である。
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特別支援教育
1.はじめに
2.特別支援教育の現状
3.就学指導の在り方について
4.それぞれの障害に配慮した教育
5.特別支援教育に関する学習指導要領等
6.特別支援学校の教科書
7.少人数の学級編制
8.特別支援学校の教員
9.早期からの教育相談
10.交流及び共同学習
11.施設・設備の整備
12.特別支援教育就学奨励費
13.卒業生の進路
14.特別支援教育をめぐる制度改正について
15.支援事業
資料(データ、通知、答申、報告書等)
出版物の紹介(平成23年8月現在)
発達障害とは
よくある質問
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