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2.12.大阪府岸和田市立山滝中学校

「自然とふれあう体験活動」

【活動のポイント】

  • 本校の保護者は、教育に対する関心が高く、学校運営や授業実践に協力的である。
  • このことを背景にし、自分達の住んでいる地域を知り、自然を愛し、自然環境の大切さを身につけることや、野外活動上のマナーを知ることをねらいとした。
  • 学校林活動においては、実習をさせることにより林の管理の大切さと大変さを学ばせる機会を与える。また、地域の方々の指導・協力のもとに活動を行い、ふれあいを深める。キャンプ活動においては、全ての活動で生徒自身が汗を流し、自ら作り上げることの大切さと喜び、互いが協力し助け合うことの大切さを学べる場を多く持てるような活動をした。
  • 全ての活動が教師側から与えられたものとならないよう留意しながら、子どもたちが自ら考え行動し、今後の学校生活の礎となる力を身につけさせるように心がける。

【活動内容(学校林関係について)(対象:1年生)】

(事前指導)

 本校の学校林は、校区内の山間部に存在する(4,760平方メートル程度、所有者:岸和田市)。昭和25年頃、木を育てて成長した後に売却し、教育のための資金にしようという趣旨で植樹が始められた、歴史的取組である。そのような学校林の歴史や、当日に使う鎌など道具の扱い方について、1年生全体で1時間の事前学習を行った。

(活動の展開)

  • 当日は、2時間目終了後に昼食をとり、校区内にある学校林へ路線バスで向かった。
  • 地域の方を講師に招き指導していただくと同時に、自然保護・環境のあり方についての話も伺い、理解を深めた。
  • 学校からは鎌60丁・のこぎり13丁・ロープ・予備の軍手などを教師が分担して持って行き、現地では8班に分かれてそれぞれ教師の指導のもと、約1時間程度草刈や木の伐採を行うとともに、学校から持参した栗とこぶしの苗を新たに植えた。
  • 生徒は、急な斜面を登って現地にたどり着くまでの困難さと、足場の悪い中での作業の大変さや維持管理の大変さを身を持って感じ、自分の身の周りの環境についても考えるきっかけとなった。

【体験活動の支援体制】

 地域の人々に協力をお願いし、林業従事者、連合町会長などの学校協議会委員などからなる学校支援委員会を組織している。

【評価の工夫と指導の改善】

○評価の工夫

  • 各担任の評価・・・生徒たちの活動を通知表の総合所見の欄に、文章表記する。
  • 生徒自身の評価・・・感想文を書くことで、自らを振り返り、これからの課題を考える。

○指導の改善

 環境を考える心、「しんどいことも当然やらねばならない。」という気持ちなど、先輩たちから受けつがれてきた意識が、学年を追うごとに生徒たちの心に育つよう留意してきた。

【体験活動の成果と課題】

○成果

  • 自然のすばらしさと厳しさを体験する中で、様々な障害に対してどのように克服していけばよいかということと、お互いの共同体験や協力で他者への思いやり、共に生きるということを学び、生徒が心豊かにたくましくなり、生きる力が育ってきた。
  • 校内をきれいにしようする意識が高まった。

○課題

  • 天候に左右され、実施できない場合がある。(山の天気は変わりやすい)
  • 計画、準備を用意周到に進めることの大変さ。

-- 登録:平成21年以前 --