REX教員 帰国後の活動状況

 REX教員は、帰国後、自らの体験を学校や地域に役立てようと、いろいろな試みに積極的にチャレンジしています。

学校教育の現場で
 現地での日本語教育の実践を通して、これまでの教科書中心の英語指導を改め、生徒たちが英語に親しみが持てるように、当初はヒアリングと会話に重点を置いた授業を行うようにしました。当然、授業も現地で鍛えた英語を使って行っています。
 その結果、生徒が文字に頼らなくても応答できるようになって、以前より英語の好きな子供が増えました。また、現地で撮ってきたビデオや体験が英語の教科書(例:New Horizonの中にある「エアーズ・ロックとアボリジニの話」など)を解説する時に大変役立っています。

JET教員たちと
 県下のALTを集めた研究大会でREX体験を取り入れた英語の授業について発表しました。これは、自らの海外での体験を通してALTの立場への理解が深まり、その存在を十分に生かした英語教育ができるように考えたものです。
 また、ALTと地域の住民との親睦を図るため、紅葉フェスティバルを開催しました。県内各地から集まったALTの方達と住民が組んでのウォーク・ラリーや餅つきなどでは、英語と日本語を交えた会話が弾み、楽しい2日間を過ごしました。

地域の国際化に
 姉妹都市からの教育視察団とスポーツ交流チーム来訪の際の通訳をする他、交換留学生への日本語指導、ホームステイの引き受けなどをしています。
 また、個人的にアジアから私費できた留学生を支援するボランティアのグループに参加して活動しています。世界中の人々を隣人として考えられるようになったのはうれしいことです。



 

-- 登録:平成21年以前 --