文部科学大臣からのメッセージ
高校無償化 川端達夫文部科学大臣からのメッセージ:文部科学省
(談話)
このたび、「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律」が成立し、本日から施行されることとなりました。ここに至るまでの関係各位のご尽力に感謝申し上げます。
現在、高等学校等の進学率は約98%に達し、国民的な教育機関となっており、その教育の効果は広く社会に還元されております。このため、その費用については社会全体で支え、すべての意志ある者が安心して勉学に打ちこみ、自らの無限の可能性を開花させることのできる社会をつくっていく必要があります。
本日施行された本法は、まさに私たちがそのような社会の実現に向けた新たなる一歩を踏み出すものであります。
具体的には、公立高等学校の授業料を原則徴収しないこととするとともに、私立高等学校等の生徒等に対して就学支援金を支給することとし、その費用を社会全体で負担して、一人ひとりの学びを社会全体が助け合い支えていこうとするものであります。
本制度の対象となる高等学校等で学ぶ皆さんは、自分たちの学びが社会全体により支えられ、応援されていることを自覚しながら、安心して勉学に打ち込んでいただき、将来、我が国社会の担い手として広く活躍されることを期待しております。
また、保護者や教職員の皆様には、高等学校等で学ぶ者が、勤労観や職業観を身につけ、公共の精神に基づき社会の一員として主体的に社会の形成に参画していくことなどを、家庭や学校における様々な機会を通じて指導していただくようお願い申し上げます。
今後、本制度を円滑かつ確実に実施するとともに、一人ひとりの学びがより一層充実したものとなるよう高等学校等における教育の更なる改革を推進してまいりたいと考えておりますので、教育関係者をはじめ、国民各界各層の皆様のより一層のご協力を切にお願いします。
平成22年4月1日 文部科学大臣 川端 達夫
初等中等教育局財務課高校修学支援室