検定基準3-(2)(客観的に明白な誤記、誤植又は脱字)に係る意見数

教科用図書検定調査審議会が平成20年12月に取りまとめた「教科書の改善について~教科書の質・量両面での充実と教科書検定手続きの透明化~(報告)」では、検定において、客観的に明白な誤記・誤植等に関する審査に多くの時間が割かれていることが指摘されており、教科書記述の正確性や実質的な記述内容の審査を確保できるよう、検定基準について客観的に明白な誤記・誤植を区分して規定すること、また、客観的に明白な誤記・誤植等と判断された箇所数を検定手続き後、公表することが提言されました。
これらを踏まえ、文部科学省では、平成21年に検定基準を見直し、検定基準3-(2)(客観的に明白な誤記、誤植又は脱字)に係る意見数の一覧を、教科書検定結果公開事業において公開しています。

さらに、教科用図書検定調査審議会が平成27年7月に取りまとめた「『特別の教科 道徳』の教科書検定について(報告)」では、教科書記述の正確性の更なる向上のために、客観的に明白な誤記、誤植、脱字があった箇所数の一覧を申請者名を記載した上で、ホームページにおいても公表することが提言されました。
これにより、平成27年度検定からは、検定基準3-(2)(客観的に明白な誤記、誤植又は脱字)に係る意見数の一覧を掲載します。

教科書発行者には、申請段階における完成度をより一層高め、教科書記述の正確性を確保することが求められています。


お問合せ先

初等中等教育局教科書課

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-- 登録:平成28年08月 --