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検定意見書
受理番号 17-78 | 学校 高等学校 | 教科 地理歴史 | 種目 世界史B | 学年 |
番号 | 指摘箇所 | 指摘事項 | 指摘事由 | 検定基準 | |
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頁 | 行 | ||||
1 | 65 | 11〜12 | 農民から田地の税(租)・・・を徴収するようにした。 | 人頭税である租を土地税と誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
2 | 67 | 21 | (新羅が)・・・776年に統一国家をつくった。 | 新羅による統一国家の成立年は誤りである。 | 3-(1) |
3 | 79 | 9 | マドラサ(学校) | マドラサを学校とすることは、不正確である。 | 3-(1) |
4 | 121 | 16 | 注に相当するものがなく、組織が不適切である。 | 2-(10) | |
5 | 155 | 20〜23 | 国王軍は、スコットランド軍にやぶれ賠償金の支払いを要求された。そのため、国王は、1640年に議会を召集して課税の承認をもとめたが・・・すぐに解散させられた(短期議会)。 | 短期議会成立の経緯に関する記述が不正確である。 | 3-(1) |
6 | 204 | 13〜15 | フランスは資本主義発展も弱く、ブルジョアジーの政治的力も弱体であった。そのため、フランス革命はもっとも普遍的な原理を実現したが、反封建的な農民や急進的都市民衆の運動がむすびついた複合革命であった。 | ブルジョアジーが弱体であったこと、フランス革命が普遍的な原理を実現したこと、農民や民衆が参加したこと、これらの要因がどのように関連しあうのか理解しがたい表現である。 | 3-(2) |
7 | 212 | 6〜8 | しかし、運動のなかで訴えられた民主主義や民族をめぐる問題は、19世紀後半の諸国に民主主義や民族問題を取りこんだあらたな反動体制を生みだした。 | 革命の提起した民主主義・民族問題が反動体制とどのように関係するのか、理解しがたい。 | 3-(2) |
検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。 |
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