検 定 意 見 書

 受理番号 12-335  学校 高等学校  教科 地理歴史  種目 世界史B  学年 

番号 指摘箇所 指 摘 事 項 指 摘 事 由 検定基準
1 5

16
  世界史への扉 学習指導要領に示す「内容」の(1)のアからウについて、「内容の取扱い」の(2)のアに照らして、選択して学習することができるよう配慮がなされていない。 固有
2-(1)
2 36 17

21
こうして、勢力をました大土地所有者は・・・都市の商業活動がおとろえ、経済圏も縮小したため、ローマは帝国の維持が困難になっていった。 どの時代の記述なのか明確でないため、理解し難い表現である。 3-(2)
3 82 22

23
バルカン半島に移ったスラヴ民族の一部は、アジア系民族と混血して7世紀にブルガリア王国を建国した。 スラブ民族が主体となって、ブルガリア王国を建てたように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
4 100 地図 地図中の「高麗」 高麗と元の関係について、誤解のおそれがある。 3-(2)
5 104 表題 中国の原型をつくったフビライ フビライが「中国の原型をつくった」という表記は理解し難い。 3-(2)
6 120 2

3
コロンブスはこの土地をインドと信じた 当時の「インド」の観念について、誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
7 121 表題 地理上の発見の結果 ヨーロッパ人にとっての「発見」であり、誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
8 129 19

20
自営農民や中小商工業者などの中間層(ヨーマン) ヨーマンの中に中小商工業者も含まれることになり、誤りである。 3-(1)
9 145 13 王が外国と連絡をとっていることがわかると 8月10日事件の原因として、不正確である。 3-(1)
10 146 2

3
ジャコバン派は・・・亡命貴族の土地を没収して売却し ジャコバン派が「亡命貴族の土地を没収して売却」したという表記は、不正確である。 3-(1)
11 172 16

17
パリでは労働者らによって革命(パリ・コミューン)がおきたが鎮圧され パリ・コミューンの主体に関して、誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
12 174 18 伝統的な民間信仰に根をもつ義和団 義和団の性格について、不正確である。 3-(1)
13 178 表「アメリカへの移民」中の「旧移民・新移民」 「旧移民」と「新移民」がそれぞれ何を意味するのか説明されておらず、理解し難い表である。 3-(2)
14 196 表題 パックス・アメリカーナの登場
(同頁11行目も同様)
第一次世界大戦後の世界秩序を「パックス・アメリカーナ」と表記することは不正確である。 3-(1)
15 202 10 長征(大西遷)を行って根拠地を陜西省の延安に移した。 長征が延安で終結したように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
16 205 表題 アジア太平洋戦争
(195頁12行目、205頁11行目、15行目、左写真説明文、地図タイトル、243頁年表も同様)
「アジア太平洋戦争」という用語は、現在一般的とは言い難い。 2-(4)
17 229 地図 地図中のインド、パキスタン、バングラデシュ 誤りである。 3-(1)
18 裏見返 年表 年表中の「漢の四郡」 前108年から後313年まで「漢の四郡」が存続したという表記は、不正確である。 3-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。