8.採択から発行までの過程

1)需要数の報告

 教科書が採択されると、必要となる教科書の見込み冊数(需要数)が市町村教育委員会や各学校長から都道府県教育委員会に報告されます(図4 ①)。都道府県教育委員会は、これを取りまとめて教科書需要集計一覧表を作成し、文部科学大臣が教科書発行者に対して行う発行指示の基礎となる数を把握するため、9月16日までに、文部科学大臣に報告する(②)こととなっています。
  この教科書の需要数は、令和5年度用においては、小・中・高等学校等を合わせて約1億3,100万冊です(表4参照)。

2)発行の指示

 文部科学大臣は、都道府県教育委員会から報告された教科書の需要数を集計し、これに基づいて発行者に発行すべき教科書の種類及び部数を指示します(③)。
 この指示を承諾した者(④)は、教科書を発行し、これを各学校まで供給する義務を負います。

図4 需要数の報告の経路と発行の指示・承諾

主な根拠法令
発行法第7条、第8条、第10条
発行法施行規則第13条、第14条

お問合せ先

初等中等教育局教科書課

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