社会体験研修実施状況調査結果について

（調査対象：47都道府県、17指定都市、35中核市）

1　教職経験者研修における社会体験研修の実施状況（平成19年度）

　教員全体のうち、平成19年度に教職経験者研修の中で社会体験研修を受けた者は、延べ36,220名にのぼり、そのうち最も多いのが初任者の20,076名で、次いで10年目研修の12,666名となっている。また、派遣先では、社会福祉施設等、他校種及び企業等が多い。

	初任者	2年目〜	5年目〜	10年目〜	12年目〜	15年目〜	20年目〜	計
企業等	2,813人	320人	603人	4,453人	0人	125人	173人	8,487人
社会教育施設等	3,212	51	429	1,828	0	113	115	5,748
社会福祉施設等	7,149	16	712	2,354	0	80	136	10,447
他校種（大学含む）	5,363	5	234	3,210	0	10	65	8,887
その他の社会体験	1,539	3	181	821	0	44	63	2,651
合計	20,076	395	2,159	12,666	0	372	552	36,220

2　長期社会体験研修（1か月以上の社会体験研修）の実施状況

　平成19年度に教職経験者研修等、研修の種類にかかわらず、概ね1か月〜1年程度の長期にわたって民間企業等に派遣された者はここ数年減少傾向にあり、19年度は1,000名を割り込んで全体で870名となっている。派遣先は、民間企業が最も多く（599名）、次いで社会福祉施設が多くなっている（113名）。