2019年度「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の採択機関について

2019年4月3日

 文部科学省では,Society5.0の時代に向けて,イノベーティブなグローバル人材を育成するため,国公私立高等学校及び中高一貫教育校(中等教育学校,併設型及び連携型中学校・高等学校)(以下「高等学校等」という。)において,文系・理系を問わず各教科等をバランスよく学ぶ教育課程を編成するとともに,高等学校等と国内外の大学,企業や国際機関等が協働して,先進的カリキュラムの研究開発・実践,テーマと関連した高校生国際会議の開催等の,高校生へ高度な学びを提供する体制整備を進めるため,「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」を2019年度から開始いたします。
 この度,2019年度の採択機関を決定しましたので,お知らせいたします。


1.事業についての概要

(1)事業概要

 本事業の採択機関は,事業実施の責任を負う管理機関として,本事業実施の拠点となる高等学校等(以下「拠点校」という。)を定め,かつ,管理機関自らの下に,拠点校を中心として,他の高等学校等,国内外の大学,企業や国際機関等と協働して,研究開発・実践に組織的に取り組む体制を整備するとともに,カリキュラムの研究開発・実践するためのカリキュラム・アドバイザーや外国人講師等の必要な人材の配置等に取り組みます。
 拠点校は,イノベーティブなグローバル人材を育成するため,文系・理系を問わず各教科をバランスよく学ぶ教育課程を編成し,また,グローバルな社会課題研究のテーマ(SDGs,経済,芸術等)を設定し,留学や海外研修等を含む先進的なカリキュラムの研究開発・実践,テーマと関連した高校生国際会議等を開催,大学の先取り履修を可能とする取組,より高度な内容を学びたい高校生が学習できる環境整備,留学生受入れに向けた学校体制の構築などを行います。

(2)実施期間:

3年間(2019年度~2021年度)

(3)対象学校:

国公私立高等学校及び中高一貫教育校(中等教育学校,併設型及び連携型中学校・高等学校)

2.2019年度採択機関等

(1)採択機関における拠点校

・2019年度採択機関において拠点校として,10校〔別添1〕を決定。
 (内訳)国立2校,公立5校,私立3校

(2)公募状況,審査及び決定方法

・17機関から構想計画書等の提出。
(内訳)国立2機関,公立9機関,私立6機関
・各機関から提出された構想計画書等について,外部有識者で構成される「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業企画評価会議(以下、企画評価会議とする。)」において,(1)構想目的・目標の設定,(2)AL(アドバンスト・ラーニング)ネットワークの形成,(3)研究開発・実践,(4)実施体制の整備,(5)財政支援等の審査項目により審査を実施して,採択機関を決定。なお,企画評価会議の構成員は文部科学省のホームページにおいて公表予定。

お問合せ先

初等中等教育局参事官(高等学校担当)付

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(初等中等教育局参事官(高等学校担当)付)