平成25年2月5日
文部科学省では、学校図書館への司書教諭等の配置状況や図書の整備状況、読書活動の状況等を調査しており、平成20年度調査以降は隔年で実施しています。
このたび、平成24年度調査の結果が取りまとまりましたので、お知らせいたします。
(1)調査対象:小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び中等教育学校
(2)調査項目:司書教諭等状況調査、図書等の整備状況調査、読書活動の状況調査
※以下の記載につき、平成25年3月に公表した訂正値に修正しました。(平成25年3月28日)
(1)司書教諭を必ず置くこととされている12学級以上の学校での発令状況は、小・中学校ではそれぞれ99.6%、98.4%であり前回とほぼ同値、高等学校では95.9%であり若干増加している。
(2)学校図書館担当職員を配置している学校の割合は、小・中学校ではそれぞれ47.8%、48.2%であり前回より増加、高等学校では67.7%であり前回より減少している。
(3)学校図書館図書標準を達成している学校の割合は小・中学校でそれぞれ56.8%、47.5%であり増加しているものの、その割合はいまだ十分ではない状況。
(4)百科事典や図鑑などの共通教材の配備状況については、多くの小・中学校で配備されているものの、刊行後10年以上経過したものが全体の半数以上を占めている。
(5)学校図書館に児童生徒が使用可能なコンピュータを整備している学校の割合は、小・中学校では4割に満たないが、高等学校では約7割である。
(6)学校図書館に新聞を配備している学校の割合は、小・中学校でそれぞれ24.5%、19.0%であり前回より増加している。
(7)読書活動の状況については、多くの小・中学校において全校一斉の読書活動等が行われるなど、おおむね取組が進んでいる。
※以下の資料につき、平成25年3月に公表した訂正値に修正しました。(平成25年3月28日)
総合教育政策局地域学習推進課
-- 登録:平成25年02月 --