[3]・[4]市教育員会の担当指導主事2名の指導で、4、7,8月に「日本語能力測定方法」や「個別の指導計画の作成」についての研修会を行った。
[5]・[6]日本語支援員は、児童生徒の日本語や日本の生活習慣の習熟度を学校が判断し、支援員の配置が必要な場合には市教委へ配置要請をし、市教委において配置の要否を判断する。
配置が認められた場合には、学校が地域等から日本語支援員となる人材を確保し、年間560時間を限度として、児童生徒の習熟度や学校行事等を勘案しながら、フレキシブルに活用する。
支援員の身分は有償ボランティアであり、謝礼(報酬)は市教委が支援実績に応じて直接本人に支払う方法となっている。
[3]・[4]7月に「日本語能力測定方法」の活用の仕方、4月に「個別の指導計画」の様式についての研修会を実施し、それに基づき各校で日本語能力の測定や、個別の指導計画の様式の検討を行った。 また、8月の研修会では、それぞれの学校の事例を持ち寄り、今後の支援のあり方や、個別の指導計画作成に向けての協議を行った。
[5]・[6]授業において児童生徒に寄り添う状態で授業補助をするほか、行事等では他の児童生との集団生活が円滑に行われるよう、行動面を含めて支援を行った。
日本語支援員の配置は、原則として一人の児童生徒に一人の支援員を配置したが、同じ年齢で母語が同じ児童生徒である場合には、複数の児童生徒に一人の支援員を配置するなど、効率的かつ効果的な運用を行った。
日本語支援員は、一人あたり年間560時間を上限として活用できることとし、週単位で何時間と支援時間を決めるのではなく、通年での児童生徒の習熟度や、学校行事等を勘案しながら、児童生徒の状況を最も把握できる学校の判断で、フレキシブルに活用できる仕組みとした。
担当の日本語支援員の力量を引き上げるための研修を、より一層充実させていきたいと考えている。
また、適切な人材確保のため、国際交流センターや日本語支援を行うボランティア団体等とも、情報交換や連携を図って行く必要があるかと考えられる
電話番号:03-6734-2035
-- 登録:平成29年02月 --