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平成25年度「公立学校における帰国・外国人児童生徒に対するきめ細かな支援事業」に係る報告書の概要(広島市)

平成25年度に実施した取組の内容及び成果と課題【実施主体 広島市教育委員会】

1.事業の実施体制(運営協議会・ 連絡協議会の構成員等)

 1.事業の実施体制(運営協議会・ 連絡協議会の構成員等)

 


* 日本語指導協力者
教育委員会において、次のいずれかに該当する者を指導協力者として登録する。
ア学校教育法に基づく大学若しくは短期大学又は専修学校で、日本語教育に関する専門課程を修了した者
イ日本語教育能力検定試験に合格した者
ウ日本語教師養成講座420時間を受講した者
エ学校などにおいて日本語指導の経験がある者

 

2.具体の取組内容
[3]日本語能力測定方法の活用
○日本語能力測定方法活用のための協議会の実施
・日時:平成26年3月13日(木曜日)15時~16時45分 
・内容:日本語能力測定(DLA)についての概要説明、「語彙力チェック」研修
・対象者:日本語指導協力者

[4]日本語指導ができる支援員の派遣
○日本語指導協力者の派遣
・日本語指導の必要な小・中学校の児童生徒に対し、日本語指導協力者を派遣する。
・1回の派遣につき小学校1.5時間、中学校2時間の指導を実施。
・児童生徒1名につき、最大120回派遣する。

 

3.成果と課題
[3]日本語能力測定方法の活用
<成果>
・指導協力者に対し、DLAについて周知することができた。また、語彙力チェックの研修を行い、4月からの活用について検討できた。
<課題>
・指導協力の時間には限りがあるため、測定時間の確保が難しい。

[4]日本語指導ができる支援員の派遣
<成果>
・対象児童生徒の実態に合わせて個別指導を実施し、学校生活へのスムーズな適応や、授業への積極的な参加につながった。
<課題>
・更に十分な指導が実施できるよう、予算の確保が必要である。

 

4.その他(今後の取組等)
・[3]今後は、学校の担当者を対象に研修会を実施し、DLAの周知を図る。
・[4]限られた指導回数の中で、効果的な指導ができるよう、指導協力者研修の充実を図る。

お問合せ先

総合教育政策局国際教育課

電話番号:03-6734-2035

-- 登録:平成26年10月 --