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資料3 JSL算数科の学習活動一覧

活動例
1.数理的な事象への関心と意欲を育てる活動 数理的な事象について関心をもち、主体的に考える。 学校の中に100以上あるものは何か考える。例えば、「窓」ならそれをどうやって数えるかも考える。シールを貼る、教室ごとに数えて足し算するなどの方法が出されたら、実際どの方法を使うかを決めて数えてみる。結果を出す前に予想を立て、結果と比べて感想を述べる。
【1年相当】
考えたことを式や図・絵、言葉や文章で表現する。
考えた結果について、検討する。
2.数学的な考え方を鍛える活動 算数の問題を解くために、推論したり、帰納的に考えたり、類推したりする。 朝のバスと昼のバスはどちらが混んでいるかという問いに対して、直感で混んでいるほうを答えてから、どれだけ混んでいるかを考える。広さが同じで人数だけ違うとき計算はどうするか。次に、教室と特別室で別々の組が授業をしているときにはどちらが混んでいるかを考えるが、この場合は広さも人数も異なる。計算するために必要な要因を考え、計算の仕方を考えていく。
【6年相当】
算数の問題を解くために、筋道を立てて考える。
3.数学的課題を解く論理的構成を考える活動 算数の問題を解くために、自分の論理を組み立て、算数的考えを表現する。 繰り下がりのある減法の解き方を考えてそれぞれが発表する。ブロックなどを使って説明を補う。その中で自分のやり方と違う方法を見つける。どう違うか、どちらが好きかなどを発表してもよい。
【1年相当】
他人の算数的論理を理解する。
よりよいものを目指した論理の再構成を考える。
4.数理的な処理のよさを学ぶ活動 算数科の数理的な処理の簡潔性、明瞭性、一般性などから考察し、算数科の数理的な処理のよさを理解する。 容器に入った水の量を量るとき、単位量となるコップに2杯と「少し」あった場合、この「少し」の表し方を考えることを通して、小数や分数の意味を理解する。
【4年相当】
5.事象の考察をもとに、学習や生活への活用を考える活動 算数科の既習のことや算数科の学習を通してわかったことをもとに、学習や生活の問題解決に生かそうとする。 等しい比の関係を理解した後、その考え方を用いて、ジュースやドレッシングなどを材料の分量を計算しながら作ってみる。
【6年相当】

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