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4 発問

4‐1 発問の要件

  1. 何を問うているのかがはっきりしていること。
  2. 簡潔に問うこと。
  3. 平易な言葉で問うこと。
  4. 主要な発問は、準備段階で「決定稿」にしておくこと。

4‐2 “ゆさぶる発問”

  1. 広義には、子ども達の学習に変化をもたらし緊張を誘う発問のこと。
  2. 狭義には、子ども達の思考や認識に疑念を呈したり混乱を引き起こすことによってより確かな見方へと導く発問のこと。
    例 「桃太郎は、血も涙もない人間で、欲張りな人ですね。」
     →子ども達は、あらためて桃太郎の人間像を考える。
    例 「この段落の要旨は、…ですね。」(選択肢の中の誤答にあたるものを提示する。)
     →子ども達は、その段落の内容を思い出して要旨を確認する。また、以降の段落を注意深く読むようになる。

4‐3 「質問」か「発問」か

  1. 簡略な定義
     「質問」は子供が本文を見ればわかるもの。 ‐ a・b・(c)
     「発問」は子供の思考・認識過程を経るもの。 ‐ (c)・d・
  2. 学年や場面によっては「質問」によって確認することが必要な場合もあるが、そればかりだと学習意欲を低下させる。
  3. 一問一答とならなず、子ども達の間でも関連発問がでるとよい(ピンポン型よりバレーボール型)。
  4. 答えが「はい・いいえ」「そうです・ちがいます。」とだけにならないようにする。
問いかけ 応答 考察
a
  • 桃太郎は鬼ケ島へ鬼退治に行ったのですか?
  • はい。
  • 子どもの考える余地がない。
b
  • 桃太郎はどこへ行ったのですか?
  • 鬼ケ島へ何をしに行ったのですか?
  • 鬼ケ島へ。
  • 鬼退治に。
  • 一問一答で終わる。
  • 本文を見ればわかる。
c
  • 桃太郎は何をしましたか?
  • 桃太郎はどのようにして鬼退治をしましたか?
  • 鬼ケ島の鬼を退治した。
  • 犬と猿と雉と力を合わせて。
  • 桃太郎の行動を、子どもが自分の言葉でまとめている。
d
  • どんなお話ですか?
  • 桃太郎が、犬と猿と雉と力を合わせて鬼ケ島の鬼を退治した話。
  • 「力を合わせて」という内容価値とともに粗筋(あらすじ)も述べている。

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初等中等教育局国際教育課

-- 登録:平成21年以前 --