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千葉県 大多喜(おおたき)町立老川(おいかわ)小学校

概要

  1. 児童数 48名
  2. 学級数 6クラス
  3. 保有面積(校舎) 1,970平方メートル
  4. 家具種別 机・いす・テーブル・作業台・下足入れ
  5. 木材の樹種 カラマツ・ナラ・タモ・杉
  6. 導入年度 平成12年度

1.学校概要・特徴

 大多喜町は、小学校5校、中学校2校、合計7校の学校施設がある。国有林等を保有している大多喜町は、木の町であり、木材を使った学校施設は、地域の希望である。大多喜町の学校建設計画は、昭和63年から3年ごとに、構想・計画・設計という工程で1校づつ建設している。
 老川小学校は、雄大な自然と奥清澄山並みに囲まれた養老川を見下ろす小高い丘に建設された学校である。教室部分は、周辺の山並みをイメージさせる勾配屋根を持ち、地元材の杉がふんだんに使われている。校舎の中央部には、地域の中心的な役割を果たしている楕円形の多目的ホール(ふれあいホール)がある。
 木造校舎に囲まれた外部空間には、学習活動のできるふれあいコート、屋外劇場がある。校舎の建設にあたって町では「地域の風習や伝統文化を大切にした地域文化との共生」「恵まれた大自然との共生」「機能的で使いやすく元気な老川っ子が思いっきり遊び、勉強しやすく柔軟な発想ができる空間との共生」という3つの共生をテーマに整備された。
 また、児童が一日の大半を学校で過ごすことや、学校は学習の場であると同時に生活の場であり、また、家庭生活の延長と考え、各教室は、コミュニティモールでつながるクラスター構成となっており、生活しやすい「家」としての空間づくりに配慮した設計となっている。
 そして教室や通路、校内の各所に「お話しコーナー」や「子ども書斎コーナー」「観察クラス」「ベンチ」等が設置されており、子どもの成長にあわせた体力・能力・情操面に対応された空間が提供されている。

2.家具概要・特徴

 夏場の燦々と照りつける太陽の光をやわらげ、冬の冷たい空気の中も周囲の温かな木のぬくもりを目と肌で感じて、毎日元気に学校生活を送ることができるように外部に木製のベンチを配置した。
 また、内部の家具についても、木造の校舎に合わせて木質化されている。また、図書室等の木製家具については、校舎の設計者と家具メーカーが共同して製作したものである。

3.導入の考え方

 木造校舎にあわせて、各教室や通路等の家具は温かみと親しみのある木製のものを多く取り入れて整備した。

4.使用状況・利用者の声等

 木造校舎と調和した木製家具は施設と一体的に整備され、子どもたちは自分の家の自分の居場所にある家具として親しみをもって使用している。
 木は香りが良く、購入費用は掛かるが、耐久性があり、長持ちをする。また、「木製家具は、スチール製の家具と異なり、壊れた場合でも修繕が容易にできる。」という意見が先生からあった。

写真 南東面外観
南東面外観
写真 モールより多目的ホール(ふれあいホール)を正面に望む。
モールより多目的ホール(ふれあいホール)を正面に望む。
写真 校舎中央に、あるふれあいコートと屋外劇場
校舎中央に、あるふれあいコートと屋外劇場
写真 多目的ホール(ふれあいコート)
多目的ホール(ふれあいコート)
写真 ワークルームにある木製ベンチ
ワークルームにある木製ベンチ
写真 ワークルームにある木製造り付け家具
ワークルームにある木製造り付け家具
写真 教室棟内にあるタタミコーナー
教室棟内にあるタタミコーナー
写真 校舎で使われている木材の見本が廊下壁面に設けてあり、手で触れられる様になっている。
校舎で使われている木材の見本が廊下壁面に設けてあり、
手で触れられる様になっている。
写真 校舎の設計者と家具メーカーが共同して製作した図書室の木製家具
校舎の設計者と家具メーカーが
共同して製作した図書室の木製家具

お問合せ先

文教施設企画部施設企画課

-- 登録:平成21年以前 --