3‐5 植栽

 敷地周辺、敷地内の植栽については、環境に潤いを与える等の緑の持つ効果にも留意した上で、校舎内や敷地周囲等からの見通しを確保し死角の原因とならないよう植栽計画を立案することが重要である。また、樹種、樹高等に応じ定期的に剪定する等の維持管理を行うことも重要である。

(1)豊かな環境としての緑

  • 緑豊かな環境は、心理的に落ち着きを与え、犯罪を生むことへの抑止力につながることも考えられ、防犯対策上有効である。

(2)見通しの確保

  • 敷地境界部の植栽については、校舎内と敷地周囲相互に視線を通すことが重要であり、目の高さの部分については、視線が通るように剪定されていることが望ましい。中高木は、植えられた樹木の成長段階によって、このような条件が満たせない場合もあり、葉が密なものより、透けるような樹種を選択する方が有効である。

写真3‐5‐1 視線を通しかつ敷地境界部を緑豊かな景観にしている例
写真3‐5‐1 視線を通しかつ敷地境界部を緑豊かな景観にしている例

  • 敷地境界から建物を後退させ、敷地境界部に視線を通しかつ積極的な緑化を施し、潤いのある景観をつくっている。

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-- 登録:平成21年以前 --