学校施設への太陽光発電導入の推進

次代を担う子どもたちのために補正予算を御活用下さい

市区町村長の皆様へ

○ 本年度補正予算には、次代を担う子どもたちをしっかりとはぐくむための補助事業が盛り込まれています。
 その中でも、次のような補助事業については、子どもたち、保護者、PTA、学校を支える町会など地域の方々、御地元の関係企業なども市区町村長の皆様の御決断に大いに期待しております。

・理科教育設備の整備

 理数教育は御地元の成長の基盤。実験設備等の整備のため小・中・高校等1校当たり平均約100万円(15年分)の整備ができる予算を計上。今整備しないと御地元の理数教育が15年遅れます。

・デジタルテレビ(電子黒板を含む)、パソコン等の整備

 平成23年の地上放送デジタル化に対応するため、全教室のデジタルテレビの整備が必要。今回対応しないとテレビが映らなくなります。パソコン、電子黒板等も含め1校1100万円の整備が可能。

・太陽光パネルの設置などのエコ改修

 温室効果ガスの排出量の中期目標が打ち出される中で、太陽光パネルの設置や省エネ改修、校庭の芝生化、ビオトープの整備といったエコ改修は、環境負荷の低減とともに、環境・エネルギー教育の観点からも高い効果をもたらします。

・中学校武道場の整備

 平成24年度からの中学校における武道必修化に向けて、武道を安全に実施するための武道場整備を検討されている市区町村におかれては、補正予算が整備のチャンス(地方負担は5%程度)です。

※ なお、国が100%負担する委託事業として「農山漁村におけるふるさと生活体験推進校」があります。これは、学ぶ意欲や自立心、思いやりの心などを育む教育活動として、小学校の農山漁村での長期宿泊体験を推進するものです。都道府県と相談の上、御活用下さい。
※ また、下記ソフト臨時交付金については、理科教育設備、デジタルテレビ等の整備のほかに、準要保護児童・生徒への支援、教材・図書の整備等についても活用が可能です。

○ 臨時交付金については、

  1. いわゆる「ソフト臨時交付金」(※1)に関する内閣府への実施計画の一次提出はあくまで暫定で、事業内容を拘束するものではありませんから、提出後の修正は可能です。したがって、6月補正だけではなく、9月補正に計上する事業も対象になりますし、6月補正を9月補正で修正することも可能です。
  2. なお、ソフト臨時交付金を地方単独事業に使用した場合と比べ、補助事業の市区町村負担分にソフト臨時交付金を活用した場合、国庫補助金と併せれば事業規模は2倍(補助率2分の1の場合)・御地元への経済効果も2倍となります。

【イメージ】
◆地方単独事業の場合ソフト臨時交付金
 経済効果は臨時交付金分のみ
◆国庫補助事業の地方負担分に活用した場合ソフト臨時交付金+ 国庫補助金
 2倍の経済効果を生み出します!!
 ※補助率2分の1の場合

3. 太陽光パネルの設置等のエコ改修、武道場は、いわゆる「ハード臨時交付金」(※2)が活用可能です。

(※1)地域活性化・経済危機対策臨時交付金
(※2)地域活性化・公共投資臨時交付金

 ○ 文部科学省では、上記の整備状況は集計の上、市区町村単位で公表することを検討しています。

 御地元の皆様の御期待を踏まえ、是非、上記の補助事業を御活用下さいますようお願い申し上げます。

【担当者連絡先】

○理科教育設備の整備

初等中等教育局教育課程課庶務・助成係 03-6734-2425

○デジタルテレビ(電子黒板を含む)、パソコン等の整備

《デジタルテレビ》
生涯学習政策局参事官室メディア係 03-6734-2659

《パソコン等》
生涯学習政策局参事官室情報網整備担当03-6734-2382

○太陽光パネルの設置などのエコ改修

大臣官房文教施設企画部施設助成課技術係 03-6734-2078

○中学校武道場の整備

スポーツ・青少年局企画・体育課施設係 03-6734-2672

○農山漁村におけるふるさと生活体験推進校

初等中等教育局児童生徒課生徒指導第二係 03-4734-3299

○地域活性化・経済危機対策臨時交付金、地域活性化・公共投資臨時交付金

大臣官房政策課企画係 03-6734-3655

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部施設助成課

技術係
電話番号:03-6734-2078

(大臣官房文教施設企画部施設助成課)

-- 登録:平成21年以前 --