最終更新日:平成22年10月26日
Q1-1 CASBEE学校の評価結果は、CASBEEの評価結果と同等と考えてもよいのでしょうか。
Q1-2 CASBEE学校は、定期的に改訂することを予定しているのでしょうか。
Q2-1 校舎だけを整備する場合や校舎の一部だけを整備する場合の評価について教えてください。
Q3-1 「広さ・収納性」(Q2-1.1.1)における教室の不足とは、普通教室の総面積が学級数×74平方メートルを下回っていれば該当するのでしょうか。
Q4-1 CASBEE学校の評価結果を利用する場合、既に評価したものであっても最新の評価シートを使用して評価し直す必要はありますか。
Q5-1 CASBEE学校の使い方などについての説明会を開催する予定はありますか。
A.CASBEE学校は、CASBEEをベースに再構築し、市町村教育委員会等の学校設置者の施設担当者でも評価ができるよう、評価方法の簡易化などを図っています。
また、CASBEEは、敷地全体での評価(一つの敷地に対して一つの評価結果)が原則ですが、CASBEE学校は、新増改築や改修整備による環境性能の改善度合いを把握しやすくするため、整備対象の学校施設毎に評価することとしています。
これらのことから、CASBEE学校の評価結果とCASBEEの評価結果が同等とは言えませんが、これらを踏まえた上で企画段階でのCASBEEのプレ評価として位置づけていただいても構いません。
(評価マニュアル関連ページ:P3)
A.関係法令の改正やCASBEEの改訂にあわせて、CASBEE学校の改訂を行うことを予定しています。
A.主な学校施設の整備パターンは、次のようなものが考えられます。
1.
校舎・体育館の全てを整備
2. 校舎のみ整備
3.校舎の一部(例えば2棟のうち1棟のみ)を整備
4.体育館のみ整備
CASBEE学校(新築編、改修編)では、整備する建物を対象として評価します。ただし、敷地に関する採点基準や学校施設全体に関わる採点項目については、敷地全体または学校施設全体で評価します。
したがって、2、3及び4の場合は、当該整備建物の整備内容と敷地全体について評価を行います。1については、学校施設全体で評価することとなりますが、各採点基準は、校舎、体育館それぞれのレベルを面積で加重平均した値(四捨五入後の整数値)が採用(解説シートに入力)するレベル値となります。
(評価マニュアル関連ページ:P11)
A.義務法に基づく公立学校施設費国庫負担金等に関する関係法令等の運用細目(以下、「運用細目」という。)第1-38に規定する普通教室の面積74平方メートルは、国庫補助を受けられる面積を計算するための数字であり、普通教室の大きさを規定するものではありません。
そのため、施設全体の規模に起因して教育活動に支障が生じている場合を除き、本採点基準では、主として運用細目第1-38に規定する普通教室または特別教室の教室数に達していない場合に教室の不足があると判断してください。
(評価マニュアル関連ページ:P56-57、P205-206)
A.最新の評価シートで評価することが望ましいですが、既に評価している場合、必ずしも評価し直す必要はありません。なお、評価シートをバージョンアップした場合には、その取り扱いも含め、以下の文部科学省ホームページに掲載する予定です。
CASBEE学校-学校施設における総合的な環境性能評価手法-
A.CASBEE学校については、様々な機会を活用して普及を図ることを考えています。そのため、CASBEE学校の使い方などについて、学校設置者のご担当者等のご要望を踏まえ、説明会の開催や地方公共団体主催の会議等で説明を行うことも考えられますので、担当にご相談ください。
(問合せ先)文部科学省大臣官房文教施設企画部
施設企画課指導第二係
電話番号 03-5253-4111(内線2292)
大臣官房文教施設企画部施設企画課
-- 登録:平成22年10月 --