平成15年度予算案のポイント

1.産学官連携の着実な推進

 産学官連携の強化により、大学等の優れた研究成果を基にした独創的な新技術やベンチャー企業の創出を図る。

主な内容

1.大学発ベンチャー創出のための事業

23億円(18億円)

 - 大学発ベンチャー起業に資する技術開発に対する資金提供及び技術・事業化の支援。
 ※ 平成15年度新規採択分については新たに科学技術振興事業団で開始する事業で実施

2.産学官共同研究推進のためのマッチングファンド

43億円(28億円)

 - 企業資金の提供を前提とした共同研究に対してマッチングファンド方式により資金を提供。「学」と「産」の両方に共同研究に取り組むインセンティブを与え、経済・社会ニーズに対応した研究開発を推進

3.産学官連携支援事業

14億円(9億円)

 - 研究機関において産学官連携を推進する際に必要な各種専門家を大学共同研究センターや独法、国研等のニーズに対応して派遣し、公的研究機関の研究成果の社会還元機能を強化。

2.知的財産戦略の推進

 「知」の確保と活用及びそれを支える人材の養成を総合的に推進

主な内容

1.大学知的財産本部の整備

24億円(新規)

 - 国公私立大学等から30程度を選定し、知的財産の戦略的な活用等を行うための体制整備を推進

2.技術移転支援センターの整備

16億円(新規)

 - 大学等の研究成果の戦略的な特許化を支援する体制を科学技術振興事業団に整備

お問合せ先

研究振興局研究環境・産業連携課

(研究振興局研究環境・産業連携課)

-- 登録:平成21年以前 --