1つ目は、もの凄い速さの化学変化の動きを捉えることができる高速フラッシュ機能を最大限に活かした例を紹介します。 太陽からの光を電気に変えることができる太陽電池。クリーンエネルギーとして期待されていますが、今は太陽光のエネルギーの20%ぐらいしか電気に変換できていません。この変換効率を大幅に高めるためには、電気のもととなる電荷がどのように発生して、どこでエネルギーを無駄に失っているのかを解明することが近道ですが、そのメカニズムはあまりにも高速なので、従来の装置では分析することが困難でした。 しかし、SACLAを使えば、その電荷発生のメカニズムをコマ送りで分析することができるようになり、太陽電池の仕組みを細かく解明し、革新的な変換効率を持った太陽電池の開発につながると期待されています。
図:フェムト秒(1兆分の1秒)ごとのコマ送りで分子の中の電荷の動きをとらえる
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