平成30年度科学研究費助成事業(新学術領域研究(研究領域提案型)「学術研究支援基盤形成」)に係る中間評価について

科学技術・学術審議会学術分科会
科学研究費補助金審査部会

 科学技術・学術審議会学術分科会科学研究費補助金審査部会(以下「審査部会」という。)は、科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』」の中間評価要綱(平成30年10月30日学術研究支援基盤形成委員会決定)の規定に基づき、下記の7プラットフォームについて平成31年1月10日・11日にヒアリング及び合議により進捗評価を行った。
 各プラットフォームの中間評価結果及び審査部会における所見は以下のとおりである。
 なお、試行的実施となっていた「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」及び「短寿命RI供給プラットフォーム」については、中間評価の結果、本格実施への移行が認められた。

区分

実施方式

プラットフォーム名

研究支援代表者
(所属機関・部局等・職)

中間評価
結果

研究基盤リソース支援プログラム

試行的実施

地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化

吉田 憲司 (国立民族学博物館・館長)

A-

試行的実施

短寿命RI供給プラットフォーム

中野 貴志 (大阪大学・核物理研究センター・教授)

A

本格実施

コホート・生体試料支援プラットフォーム

今井 浩三 (東京大学・医科学研究所・特任研究員)

A

先端技術基盤支援プログラム

本格実施

先端バイオイメージング支援プラットフォーム

狩野 方伸 (生理学研究所・研究連携センター・客員教授)

A

本格実施

先端モデル動物支援プラットフォーム

今井 浩三 (東京大学・医科学研究所・特任研究員)

A

本格実施

先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム

小原 雄治 (国立遺伝学研究所・先端ゲノミクス推進センター・特任教授)

A

連携推進協議会

本格実施

生命科学連携推進協議会

今井 浩三 (東京大学・医科学研究所・特任研究員)

A

 本格実施:旧制度を発展強化するもの


<プラットフォーム(旧制度を発展強化するもの)・連携推進協議会の評価>
A  ・・・プラットフォーム(連携推進協議会)の目的に照らして、期待どおりの進展が認められるため、事業計画のとおり継続を認める
A- ・・・プラットフォーム(連携推進協議会)の目的に照らして、概ね期待どおりの進展が認められるが、目的達成に向けて事業計画を一部改善の上、継続を認める
B  ・・・プラットフォーム(連携推進協議会)の目的に照らして、研究支援活動(取組)が遅れており、事業計画を大幅に改善の上、継続の可否を判断する
C  ・・・プラットフォーム(連携推進協議会)の目的に照らして、研究支援活動(取組)の進展が見込まれないため、継続を認めない

<プラットフォーム(試行的実施)の評価>
A  ・・・プラットフォームの目的に照らして、期待どおりの成果が認められるため、事業計画のとおり継続を認める
A- ・・・プラットフォームの目的に照らして、概ね期待どおりの成果が認められるが、目的達成に向けて事業計画を一部改善の上、継続を認める
B  ・・・プラットフォームの目的に照らして、一応の成果は認められるが、事業計画を大幅に改善の上、継続の可否を判断する
C  ・・・プラットフォームの目的に照らして、十分な成果があったとは言い難いため、継続を認めない

平成30年度科学研究費助成事業(新学術領域研究(研究領域提案型)「学術研究支援基盤形成」)に係る中間評価一覧

参考資料

お問合せ先

研究振興局学術研究助成課

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