文部科学省改革実行本部(第1回)議事要旨

日時:平成31年4月17日(水曜日)17時05分~17時35分
場所:文部科学省11階 省議室

出席者

柴山大臣(本部長)、永岡副大臣、浮島副大臣、中村大臣政務官、白須賀大臣政務官
(事務方)藤原事務次官、芦立文部科学審議官、生川官房長、瀧本総括審議官、ほか事務担当官

議題

(1)開会挨拶
(2)文部科学省創生実行計画の主担当課からの報告等
(3)意見交換

概要

○国づくりは人づくりということで、その中核的なところにいる文部科学省においては、いろいろ計画を立てているところだけれども、これをただの文字では終わらずに、一人一人が責任感をもって、そしてしっかりと実行していただくようにお願いしたい。

○文部科学省の総合職・一般職採用の40%が女性であると聞いた。これは立派な数字であるが、女性職員は、どうしても結婚、出産・子育てと入っていく。これだけ女性職員が多いので、誰でも子育てがしやすい環境を整えるべき。
 特に病児保育・病児後保育を立ち上げれば、相当インパクトがあるので、そういうことも考えてほしい。絶対40%の女性が辞めないような環境を作ってほしい。

○ワークライフバランスは、マンパワーをどのように使うのかということ。業務の改善については、本気で業務を減らすというのはマンパワーをどう減らすのかということであり、徹底的に考えないと意味が無い。絵に描いた餅になってしまう。

○内閣人事局のワークライフバランス職場表彰を受賞したことは良かったと思う。これからも頑張ってほしい。

○対話型政策形成については、政策課を中心にしっかりと進めて行きたいと思っているところ。
 人事改革について夏頃に基本的な考え方を示すということだが、それを待たずに、採用などにおいて、技術系と事務系の融合など、出来る取組はあると思われるので、もう少しスピードアップした方が良い。

○女性の採用等については、辞めずに、長く働いてもらうことがとても重要。そのためには働き方改革を行う必要がある。
 それから、表彰はおめでたい。やはり本気になってやれば評価されるし、結果が出る。裏を返せば、3月に提言をまとめても、実際に本気になって取り組まな いと、いつまで経っても前に進まないということになるので、こういった検証の会議を開いて、お互いに取組事例を紹介し合うようなことを是非進めてほしい。
 スピード感も大事。例えば、今日、報告された内容について、業務改善推進員の選任や省内公募ポストの検討について、スピード感を持って取り組んでほしい し、コンプライアンスチームの会合も速やかに開催して、省全体のコンプライアンス検討のために早期にアドバイスをしていただきたい。
 人材育成の基本的な考え方については、考え方を策定するとともに、次の人事から反映できるものは反映するように対応してほしい。
 業務改善についても、先行する取組もあることから、そういう事例を共有するようにしてほしい。
 この改革案については、幹部が率先して、自ら、直ぐにでもできることから実践するとともに、して、職員に対しても今なすべきことを自らの言葉で繰り返し伝えてほしいと思う。

 

(以上)

 ※当日の様子は、「今日の出来事(文部科学省改革実行本部 第1回を開催)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます」にも掲載しています。

 

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