現職職員の逮捕事案を受けた訓示
昨日、文部科学省職員が覚せい剤取締法違反及び大麻取締法違反の容疑で逮捕される事案が発生しました。
現在、「文部科学省創生実行計画」に基づき、私を本部長とする「文部科学省改革実行本部」において、組織風土改革・職員の意識変革など、一連の不祥事からの信頼回復に全省を挙げて取り組んでいるさなか、このような事案が生じたことは、誠に遺憾であります。
法を順守し、文部科学行政に責任を持たなければならない我が省においてこのような事案が生じたことについて、改めて、文部科学省として猛省し、省全体を挙げて信頼の回復に努めていかなければなりません。
文部科学省としても、捜査に最大限に協力して、全容の解明を踏まえ、厳正に対処してまいります。
私は、文部科学大臣として、これらについて責任をもって取り組んでまいりますので、文部科学省の職員一人一人においても、文部科学行政に対する国民のみなさまの信頼を取り戻すため、法令順守について、改めて徹底するよう、強く求めます。
令和元年5 月29 日
文部科学大臣
柴山 昌彦
大臣官房省改革推進・コンプライアンス室