文部科学省幹部職員の事案等に関する調査・検証チーム会議(第2回)議事要旨

日時

9月13日(木曜日)10時30分-12時00分

場所

文部科学省東館11階 省議室

出席者

水落副大臣(座長)、菊地構成員、福島構成員、村越構成員、森構成員、
(作業チーム)木内構成員、厚井構成員、小松構成員、高橋和弘構成員、髙橋未紗構成員
       常盤構成員、八尾構成員、柳澤構成員
(事務局)生川総括審、俵参事官、滝沢専門官、多賀谷補佐、菅原補佐、中平補佐、人事課、会計課

議題

1 審議

(1)公募型事業の選定プロセスに関する調査について
(2)私立大学研究ブランディング事業の選定プロセスに関する調査について

2 報告

(1)緊急性を要する公募型事業の取扱いについて
(2)文部科学省職員の服務規律の遵守状況等調査について
(3)医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査について
(4)宇宙航空研究開発機構(JAXA)による自主的調査について

3 その他

概要及び結果

(議題1 審議(1)関係)

・公募型事業の選定プロセスに関する調査について、9月中に採択を予定している事業に関する第1次報告(案)について事務局より説明し、作業チーム構成員から補足を行った。第1次報告(案)では特定の者の恣意的な意向が反映されない制度や運用となっているかの観点から特段問題となる事例は確認されなかった。
・事業担当課からの提案により改善に向けた取組を自主的に行うことに加え、調査・検証チームにより更なる改善を促した上で、選定プロセスを進めることについて了承された。
・調査・検証チームからは、文部科学省の公募型事業について、改善点を確実に取り込むことによって、今後より適切な事業の運営を行っていくよう求められた。
・構成員からは以下のような意見が示された。なお、構成員からの意見を踏まえた最終的な第1次報告(案)の確定については、座長一任となった。

○申請者からの働きかけ等があった場合には申し出ることを審査委員に対して義務付け、その旨を審査要領等に記載すべき
○各々の事業によって異なる判断や取扱いがある中で、透明性を図るためには、利害関係者・利益相反者の影響が入り得る余地がある事業についての統一的なマニュアルを作成すべき

(議題1 審議(2)関係)

・私立大学研究ブランディング事業の選定プロセスに関する調査について、現時点での調査結果(案)について事務局より説明し、作業チーム構成員から補足を行った。調査結果(案)では、平成30年度の選定プロセスについて、一定の改善を図るとともに、選定プロセスの各段階において、調査・検証チームの下に設置した作業チームによるチェックを経ながら選定を進めることについて了承された。
・構成員からは以下のような意見が示された。なお、構成員からの意見を踏まえた最終的な調査結果(案)の確定については、座長一任となった。

○選定プロセスにおいて、申請者からの様々な質問があった時に、その質問と回答を全て公表することで透明性を図るべき

(議題2 報告(1)関係)

・既に8月29日に構成員に御了解いただいた緊急性を要する公募型事業の取扱いについて事務局より報告を行った。

(議題2 報告(2)関係)

※文部科学省幹部職員の事案等に関する調査・検証チーム運営要領第3条に基づき非公開とした。

(議題2 報告(3)関係)

・医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の状況について事務局より報告を行った。
・調査の結果が出た段階で改めて調査・検証チームへの報告を行うこととなった。

(議題2 報告(4)関係)

・宇宙航空研究開発機構(JAXA)による自主的調査の状況について事務局より報告を行った。
・調査の結果が出た段階で改めて調査・検証チームへの報告を行うこととなった。