大学改革GPナビ-Good Practice-(第105号)

●INDEX●
◇[各プログラムの申請状況について]
(1)博士課程教育リーディングプログラム
(2)大学の世界展開力強化事業
(3)専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業
◇ [口蹄疫等家畜伝染病に対応した獣医師育成環境整備事業の選定状況]
◇ [理数学生育成プログラムについて]
(1)理数学生育成事業の選定状況
(2)サイエンス・インカレHP開設
◇[平成23年度科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・
    定着事業(機関選抜型)」の第一次公募の選定結果等について]
◇[スポーツ基本法等の施行について]
◇[編集後記-編集部(補助金執行担当)大学改革推進室 藤原李奈]

●[各プログラムの申請状況について]●

  国公私を通じた大学教育改革支援プログラムの申請状況をお知らせします。

(1)博士課程教育リーディングプログラムの申請状況について

 「博士課程教育リーディングプログラム」は、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、
専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。
 平成23年度は、「オールラウンド型」、「複合領域型」(「環境」「生命健康」「安全安心」「横断的テーマ」)、「オンリーワン型」について公募を行い、独立行政法人日本学術振興会において、63大学から101件の公募を受け付けました。10月~11月を目途に選定結果を公表する予定です。
 申請状況の詳細については、文部科学省Webサイトに掲載しておりますのでご覧ください。

平成23年度の博士課程教育リーディングプログラム申請状況)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

【本件担当】
 高等教育局大学振興課大学改革推進室大学院係
 03-5253-4111(内線3312)

(2)大学の世界展開力強化事業の申請状況について

 「大学の世界展開力強化事業」は、アジア及び米国等との高等教育ネットワークの構築を図ることにより、我が国の大学の世界展開力を強化し、グローバルな社会で活躍できる人材を育成するため国際的な枠組みでの高等教育の質保証を図りながら、外国人学生の戦略的受入れ、日本人学生と日中韓・米国等の外国人学生との協働教育による交流を行う事業に対して支援を行うものです。
 事業初年度となる本年度は、7月15日~22日に各大学から申請を受け付け、183件の申請がありました。事業のタイプ毎に10月と11月頃に選定結果を公表する予定です。
 申請状況の詳細については、文部科学省Webサイトに掲載しておりますので、ご覧ください。

(平成23年度大学の世界展開力強化事業の申請状況)

【本件担当】
 高等教育局高等教育企画課国際企画室調整係
 03-5253―4111(内線3352)

(3)専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業の申請状況について

「専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業」は、チーム医療の推進に資する高度な専門医療人材(看護師・薬剤師等)の養成に係る以下の大学の取組を支援するものです。

1.看護師や助産師の役割拡大に対応するための大学院における教育環境
  の整備を支援し、高度な実践能力を備えた質の高い看護専門職の養成

2.大学を拠点とした実務実習指導薬剤師の育成環境整備の支援により、
  地域におけるチーム医療に貢献する臨床能力に優れた薬剤師の養成

 本年度は、8月22日までに申請を受付け、看護系38件、薬学系33件の申請がありました。今後、選定委員会において補助対象事業を決定し、10月上旬~中旬を目途に選定結果を公表する予定としています。

(専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業の申請状況)

【本件担当】
 高等教育局医学教育課看護教育係〔看護系〕03-5253-4111(内線2508)
                     医療技術係〔薬学系〕03-5253-4111(内線3326)

●[口蹄疫等家畜伝染病に対応した獣医師育成環境整備事業の選定状況]●

 「口蹄疫等家畜伝染病に対応した獣医師育成環境整備事業」は、獣医系大学における、臨床実習等の機会の拡大と質の向上に向け、獣医系大学と外部専門機関との全国的な実習システムを構築する上で必要な経費を支援するものです。
 本年度は、産業動物診療分野に2件、感染症等対策分野に5件の申請があり、それぞれ1件ずつの取組を選定しました。選定結果については、8月26日付けで公表していますので、文部科学省Webサイトからご覧ください。
 選定された大学においては、本事業による取組を通じて、獣医系学科における臨床実習等の機会の拡大と質の向上に向け、獣医系大学と外部専門機関との全国的な実習システムが構築をされることを期待しています。

(「口蹄疫等家畜伝染病に対応した獣医師育成環境整備事業」の選定状況)

【本件担当】
 高等教育局専門教育課企画係
 03-5253-4111(内線2501)

● [理数学生育成プログラムについて] ●

(1)理数学生育成支援事業の選定状況

 理数学生育成支援事業は、理数に優れた能力・意欲を持つ学生を評価し、受入れ、大学1~4年次を通じ、特別のカリキュラム・セミナー・早期研究室配属等の機会を体系的に提供する大学学部の取組を支援することを目的としています。
 本年度は、32件の申請があり、「優秀な理系学生の養成に関する事業」企画評価委員会において審査を行い、その結果を踏まえ、6件を採択することとしました。
 選定結果については、8月23日付けで公表していますので、文部科学省Webサイトからご覧ください。

(理数学生育成支援事業の選定状況)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

【本件担当】
 科学技術・学術政策局基盤政策課理解増進推進係
 03-5253-4111(内線4193)

(2)サイエンス・インカレHP開設

 文部科学省では、自然科学を学ぶ全国の大学学部生が自主研究の成果を発表し競い合う場を構築するため、本年度の新規事業としてサイエンス・インカレを実施することとしています。
 平成24年2月18日、19日に日本科学未来館、東京国際交流館プラザ平成において、学生による口頭発表やポスター発表を行います。
 この度、サイエンス・インカレ専用のホームページを開設しましたので、詳しくはこちらをご確認ください。9月20日に応募要項を掲載する予定としております。各大学におかれては、学生や教員へのご周知のほどよろしくお願いします。

【本件担当】
 科学技術・学術政策局基盤政策課理解増進推進係
 03-5253-4111(内線4193)

●[平成23年度科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業(機関選抜型)」の第一次公募の選定結果等について]●

  テニュアトラック普及・定着事業(機関選抜型)の第一次公募の選定機関が決定しましたのでお知らせします。
 選定結果は平成23年度科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業(機関選抜型)」の選定機関の決定について(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますをご覧ください。

 なお、今回の選定の結果、現在公募中の第二次公募における支援対象者数を20~30人程度としていたところですが、45人程度に改めます。
 第二次公募について、ご不明な点がありましたら、下記までご連絡ください。

 第二次公募の詳細については平成23年度科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業」の第二次公募について(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますをご覧下さい。

【本件担当】
 科学技術・学術政策局基盤政策課基礎人材係
 03-5253-4111(内線4021)

●[スポーツ基本法等の施行について]●

 このたび、スポーツ基本法及び関係政省令が平成23年8月24日に施行されました。
 この法律は、スポーツに関する基本理念を定め、国・地方公共団体の責務、スポーツ団体の努力等を明らかにするとともに、スポーツに関する施策の基本となる事項を定めています。
 文部科学省では、法律等の施行に先立ち、概要、留意事項を示した施行通知を発出するとともに、広く周知を図るためのリーフレットを作成しました。
 これらを含め、スポーツ基本法に関する資料については、スポーツ基本法に掲載していますのでご覧下さい。

 文部科学省では、スポーツ基本法の施行を受け、新たな「スポーツ基本計画」の策定に向けた検討を開始し、スポーツに関する施策の総合的な策定と実施を進めてまいります。 

【本件担当】
 スポーツ・青少年局スポーツ・青少年企画課
 03-5253-4111(内線3791、2673)

●[編集後記]●
◇[編集後記-編集部(補助金執行担当)大学改革推進室 藤原 李奈]

 4月から大学改革推進室での執行業務に携わらせていただいておりますが、あっという間に半年が経とうとしております。
 今年の夏は概算要求が通常より1ヶ月ずれ込み、当室内でも来年度の予算要求のための業務が本格的になって参りました。
 思えば昨年は、はやぶさの帰還やノーベル賞のダブル受賞の明るい話題に沸き、科学技術予算も増額し、大学に対しては、社会から高く評価する空気感があったように思います。今年は震災の復興支援や、今後の日本を支え、世界に活躍する人材育成、科学技術への信頼の回復等々、例年にもまして様々な課題があります。大学が社会に対して何ができるか、試されているように感じています。
 首相が交代し、今後どのような流れができていくのかも気になるところですが、まずは目の前の日々の業務に全力を尽くしながら、将来の大学のためにどのように貢献できるのか、考えていきたいと思います。

◇文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お 届けしています。
 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。

◇ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。

◇GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。

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編集長:文部科学省高等教育局大学改革推進室長
発行:文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
03(5253)4111(内線:3319、3321)

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