平成19年4月
昨年11月12日(日曜日)13日(月曜日)にのべ5千人の参加者を迎えて行われた大学教育改革プログラム合同フォーラム(パシフィコ横浜)の記録集を発刊しました。この記録集には、基調講演やパネルディスカッション、各分科会での説明や発言が収められており、参加されていない方でも当日の様子をうかがい知ることが出来るようなものとなっております。
本記録集は、各大学・短期大学・高等専門学校等へ順次送付させていただいておりますが、下記URLからも同内容を閲覧できますので、是非ご覧ください。
現代GPの申請受付(4月10日(火曜日)~12日(木曜日))、特色GPの申請受付(4月16日(月曜日)~18日(水曜日))に向けて、各大学等では申請書作成に最後の追い込みをかけられているところかと思われますが、今一度、以下の点について御確認ください。
作成された申請書については、公募要領や申請書作成・記入要領等を踏まえ、所定の様式どおり作成していただいていると思われますが、最終的に「申請内容等チェックシート」により御確認いただき、申請書と併せて御提出いただきますようお願いします。
現代GPについては、一大学等からの申請件数について十分確認を行っていただく必要があります。今年度のチェックシートは表裏の2ページになっており、2ページ目の「申請件数チェック表」を記載していただくことになっておりますので、そこで申請件数の確認を行ってください。
また、特に共同の取組を申請される場合は、主となって申請する大学等におかれては、参加する大学等において学内での了解が得られているか確認を行っていただきますようお願いします。
例年、最終日の申請受付は大変混雑しますので、早めに確認を済ませ、余裕を持って申請してください。
特色GP・現代GPの申請にあたっては、下記URLに掲載しているQ&Aも参考にしてください。
それ以外の不明点・ご質問は、daikaika@mext.go.jpまでメールまたは03-5253-4111(内線3319、3321)まで電話にてお問い合わせください。
平成19年度大学院教育改革支援プログラムの実施に向けた検討状況等を発信するため、独立行政法人日本学術振興会にWebサイトを開設しました。
本Webサイトには、去る4月5日(木曜日)に開催された大学院教育改革支援プログラム委員会第1回会合の資料等を近日中に掲載する予定ですので、各大学における検討・準備のためにご活用ください。
「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。
(Q1)
特色GPと現代GPの申請書のうち、1行あたりの文字数が40字と定められている様式がありますが、一太郎やWord等のパソコン上の設定が40字となっていればよいのでしょうか、それとも、印刷されたものが40字になるようにする必要があるのでしょうか。
(A)
申請は印刷された紙媒体で行っていただきますので、あくまで印刷されたものが40字となるようにページ設定を行ってください。ただし、禁則処理により1行の文字数が40字を超過することは差し支えありません。
なお、文部科学省のWebサイトに掲載している申請書様式は、使用するパソコンの機種や動作環境等によりページ設定と実際に印刷される字数が異なる場合がありますので、当該様式を使用される場合は、印刷されたものの文字数を念のため御確認願います。
(Q2)
現代GPに申請する準備を進めていますが、学部等ではない学内のセンターが中心となって取組を行う場合、申請書の様式1「取組学部等」にそのセンター名を記入してもよいでしょうか。
(A)
学内のセンターや共通教育組織等の教員が中心となって行う取組であっても、申請書(様式1)の「取組学部等」欄には、あくまで取組を実施する学部(短期大学、高等専門学校は学科)の名称もしくは「全学」が記載され、センター名等は記載されません。ただし、取組担当者が当該センター等の教員である場合は、(様式9)の「取組担当者」欄に当該教員の職名、氏名等を記載していただくことになります。
新しい年度を迎えるにあたり編集部でも異動がありました。4月に編集部から新しい部署に異動した者からの「回顧録」を2回に分けてお届けします。
毎年のことではありますが、今年も桜の花びらとともに、GPナビ編集部から多くの人間が旅立ちます。と言いつつ、私自身、自分の予想よりもかなり早く、「回顧録」に登場することになってしまいました。
昨年1月20日に着任して以来、短い間ではありましたが、各事業の公募・選定、予算要求・折衝、合同フォーラムの開催、全国の大学でのシンポジウムへの参加などを通じて、GPの世界を「堪能」しました。しかし、同時に積み残した課題も多く、「我がGP人生に悔い無し」と言えずに卒業することが心残りです。
4月からは、文部科学省を離れ、広島県教育委員会に「華麗なる転身」(?)をすることになりました。「GPの取組情報が高校側に伝わっていない」というGPの課題について、今度は情報の受け手側の立場から、何かしらの貢献ができればと思っています。
読者の皆様に厚く御礼を申し上げるとともに、今後もGPが大いに盛り上がり、各大学が元気に改革に取り組んでいただくことを祈念いたします。
See You!
「GP」という名称が誕生して約3年、「GP」の名称と事業は大学等の関係者にはすっかり定着したような気がします。
この3年の自分自身を振り返ってみると平成16年度は現代GPの立ちあげ、平成17年度・18年度はいわゆる特色GP・現代GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援の充実」各事業の予算の総括を担当させていただきました。そのなかではこの「GPナビ」の創刊や昨年秋の初の合同フォーラムの開催が印象に残っています。
本当に多くの方にお世話になりました。特色GPでは絹川、丹保両先生をはじめ大学基準協会の方々、荻上、永田両先生をはじめ現代GPの先生方、また申請に係わる多くの大学等の関係の方、大学生や高校生、出版・放送関係の方等に改めてお礼を心から申し上げます。また、一緒に汗を流したスタッフにも感謝の気持ちで一杯です。
振り返ればGPの事を考え続けた3年が終わろうとしています。その間で感じたのは「大学の力、可能性」です。いうまでもなく「教育」は日々の積み重ねです。決して派手なものではないと思います。「GP」はその日々の積み重ねを認識し、次へのステップへ活かしていただく装置ではないでしょうか。
申請の過程で改めて認識した「日々積み重ねている教育」について是非、高校生などの若い世代にいろいろな切り口で分かりやすく発信していただき「大学」に対するより一層の相互理解が進むことを期待しています。
4月からは国立大学法人支援課で仕事をさせていただくことになりました。引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。
この4月に研究振興局技術移転推進室長から大学改革推進室長に異動になりました井上と申します。前職では大学知的財産本部や産学官連携を担当してきましたが、引き続き、大学関係の皆様と一緒に仕事をさせていただくことになりました。
来週以降、特色GP、現代GPの申請受付が行われ、いよいよ19年度のGP事業も本格的にスタートしますが、我が国の大学等が今後も発展していくために、このGP事業の更なる充実に努めるとともに、その状況をGPナビを通じてお知らせしていきたいと考えています。皆様の御指導・御協力をよろしくお願いいたします。
大学改革GPナビ-Good Practice-
編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長 井上 卓己
発行: 文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
電話:03(5253)4111(代表)(内線:3319、3321)
-- 登録:平成21年以前 --