大学改革GPナビ-Good Practice-(第30号)

平成18年7月28日



文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。
「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。

「特色ある大学教育支援プログラム」の通称を「特色GP」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の通称を「現代GP」と言っています。

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●INDEX●
[平成18年度現代GP選定結果について]
[関連記事掲載のお知らせ]
[GPに関するQ&A]
[編集後記-編集部(現代GP担当)(大学改革推進室改革支援第2係長)丸岡 充]



●[平成18年度現代GP選定結果について]●

 多数の申請をいただきました平成18年度現代GP選定結果を7月27日(木曜日)に公表しました。選定取組実施の各大学・短期大学・高等専門学校関係者に対して心より敬意を表したいと思います。
 また、残念ながら今年度選定されなかった大学・短期大学・高等専門学校におかれましては、それぞれ申請いただきました取組のさらなる充実・発展をとおして、引き続き大学教育の改善充実に向けた取組が進められることを期待しております。
 精力的に審査を行っていただいた荻上委員長、永田副委員長をはじめ各委員・ペーパーレフェリーの先生方にこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
 今年度選定取組については、下記URLを参照してください。

(平成18年度現代GP選定結果はこちら)
  https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621348/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/07/06072402.htm(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
 (※報道発表へリンク)
 なお、選定理由・委員名簿等は7月31日以降更新予定です。

(現代的教育ニーズ取組選定委員会 荻上委員長のコメント)

 今年度の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(以下「現代GP」)」の選定取組が確定した。3年目を迎えた今年度は、各大学・短期大学・高等専門学校から、6つのテーマを通じ、過去最多の565件もの意欲ある取組が申請され、同じく過去最多の112件の取組を選定することが出来た。

 大学をはじめとする高等教育機関の人材の養成に対し、社会の期待が日々増しているところであるが、このような状況の中で大学等においては、それぞれの個性・特色を生かしつつ、組織としての教育力を強化していくことが重要である。
 今年度の現代GPにおいても、様々な、優れた学生教育の取組が選定されている。例えば、地域の資源あるいは課題を上手く教育に取り入れつつ、学生が地域社会に積極的に関わっていこうとする取組や、養成すべき人材像を見据え、教養教育の段階から系統立てたカリキュラムを構築している取組など、社会的要請に応えつつも、現在の大学が抱える問題と真摯に向き合った取組が多く見られた。
 その一方で、限られた件数を選定するというプログラムの性格上、わずかな差ではあるが、残念ながら選定することが出来なかった取組も多くあった。しかし、選定結果の如何に関わらず、申請のひとつひとつが我が国の高等教育の充実・発展につながるものと確信し、申請された関係者の御努力に対し敬意を表したい。

 GP=グッド・プラクティスは、その優れた取組について、他の大学等の参考となるよう広くかつ充実した情報提供を行うことが使命のひとつである。取組が選定された各大学等におかれては、ホームページなどさまざまな手段で取組の内容を紹介し、取組の進捗に合わせて改訂に努めていただき、広く社会へ情報提供していただくよう、お願いしたい。その際には、情報の受け手を意識した情報発信となることが期待される。
 また、これらのホームページについては、大学・短期大学・高等専門学校関係者のみならず、高等学校等関係者や学生・生徒諸君にも是非ご覧いただきたい。
 最後に、多忙な中、審査にあたってくださった各委員、ペーパーレフェリーの皆様に厚く感謝の意を表したい。



●[関連記事掲載のお知らせ]●

 文部科学時報7月号(発行 株式会社ぎょうせい)では、これまでに特色GP・現代GPで選定された取組の活動状況等について、以下の大学からの報告を紹介しています。

(報告1)平成16年度特色GP選定取組
 愛媛大学
 「お接待」の心に学ぶキャンパス・ボランティア

(報告2)平成16年度現代GP選定取組
 秋田県立大学短期大学部
 農村地域の再生:むらづくりを目指した学生と住民との交流

(参考)
(愛媛大学取組紹介URL)
  http://www.ehime-u.ac.jp/zaigaku/campus/volunteer/scv.html

(秋田県立大学短期大学部取組紹介URL)
  http://www.agri.akita-pu.ac.jp/saiji/gendaigp.htm



●[GPに関するQ&A]●

 「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。

(Q)
 今年もそろそろ特色GP・現代GPの選定結果の発表の時期ですが、今年のフォーラムについて日程等の検討状況を教えてください。

(A)
 今年度のフォーラムについては現在検討中ですが、特色GP・現代GPに加え「国公私を通じた大学教育改革の支援の充実」各プログラムも参加する合同フォーラムを計画中です。日程ですが、11月12日(日曜日)13日(月曜日)の2日間で調整中です。詳細は今後順次「GPナビ」等でお知らせしていきますが、参加を検討される方は日程の調整をよろしくお願いします。

●[編集後記-編集部(現代GP担当)(大学改革推進室改革支援第2係長)丸岡 充]●

 今回のナビで紹介しましたとおり、本年度の現代GPの選定取組が決定されました。選定された112件の今後の取組に注目いただければと思います。
 今回申請された大学等関係者の皆様におかれましては、それぞれの取組の様子や現代GPに関する御意見、御要望など、なんでも結構ですので、お話をお聞かせいただきたいと思っています。
 審査に当たられた委員、ペーパーレフェリーの先生方には、いろいろ御無理をお願いいたしましたが、先生方の御尽力により無事選定までたどり着くことができました。ありがとうございました。
 私事ですが、4月の着任とほぼ同時に申請の受付を行い、昨日まで選定業務に携わってきましたが、その間、家族のことも自分のこともほったらかしにしていたので、来週以降、その報いを受けようと思っています。皆様も有意義な夏をお過ごしください。


◇GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。



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 このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

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編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長 伊藤 学司
発行: 文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
電話:03(5253)4111(代表)(内線:3319、3321)

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