大学改革GPナビ-Good Practice-(第6号)

平成17年9月13日



INDEX
[平成18年度概算要求について]
[新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて-(答申)について]
[GPアンケートについて]
[GPに関するQ&A]
[編集後記-編集部(予算等全体調整担当)大学改革推進室改革支援第1係長 荒木 秀治]



●[平成18年度概算要求について]
 8月31日(水曜日)平成18年度概算要求を提出しました。本年1月の中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」にもあるように、人々の知的活動・創造力が最大の資源である我が国にとって、優れた人材の養成は不可欠なものです。
 厳しい財政状況ではありますが、特色GP・現代GPをはじめとする「国公私立大学を通じた大学教育改革の支援の充実」として約604億円を要求しました。
 「課程に応じた教育内容・方法の高度化・豊富化の充実」のひとつとして特色GPに約37億円、「現代的課題に対応できる人材養成と大学の多様な機能の展開」のひとつとして現代GPに約40億円を要求しています。
 各高等教育機関の一層の多様化と個性・特色の明確化のために、きめ細やかな支援の充実に努めていきたいと考えています。詳細については、今後順次「大学改革GPナビ」にも掲載していきます。

平成18年度概算要求等について(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます


●[新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて-(答申)について]
 「大学改革GPナビ」でも「魅力ある大学院教育イニシアティブ」関連として紹介していました「新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて-」が、去る9月5日(月曜日)に中央教育審議会から答申がなされました。
 本答申では、各大学院の教育の課程の組織的展開の強化(大学院教育の実質化)の必要性とその展開方策等について提言しています。
 詳細につきましては、全文が以下のURLに掲載されていますのでご参照ください。

新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて-(答申)


●[GPアンケートについて]
 今後の特色GP・現代GPの事業の参考とさせていただくため、昨年度に引き続き、各大学・短期大学の学長先生、各高等専門学校の校長先生を対象に、本事業に関するアンケートを実施することとし、依頼文書を9月6日(火曜日)付けで各大学等へ送付させていただきました。
 お忙しい中恐縮ですが、ご回答については9月22日(木曜日)締め切りとさせていただいております。
 なお、本アンケートにつきましては、個別大学等の回答内容を公表するものではありませんので、ご協力方よろしくお願いします。


●[GPに関するQ&A]
 「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。

(Q1)
 特色GPと現代GPの英語表記について教えてください。

(A)
 「文部科学白書」等で以下の英語表記としています。

 特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
  Support program for distinctive university education

 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
  Support program for contemporary educational needs

(Q2)
 「GPナビ」を個人に配信していただくことは可能ですか。

(A)
 現在「大学改革GPナビ-Good Practice-」は、配信を希望する各大学・短期大学・高等専門学校の登録部署(最大2つまで)のメールアドレスに配信し、各大学等の登録部署から大学等内の教職員に配信をお願いしています。
 なお、バックナンバーについては、文部科学省ホームページ上に配信後速やかに掲載しています。


●[編集後記-編集部(予算等全体調整担当)大学改革推進室改革支援第1係長 荒木 秀治]
 「大学改革GPナビ」をいつも読んでいただきありがとうございます。
 創刊準備号も含めると発刊から約3ヶ月半、7回GPについて情報発信をさせていただきました。読者の方からのご意見等も踏まえ、形式も含め改善を図っていますがいかがでしょうか。
 若手の職員が中心となって編集にあたっています。至らない点もあるかと思います。是非お気づきの点があれば敷居が高いと思われずにメールでも電話でも構いませんのでご意見・ご要望をお寄せください。

 「大学改革GPナビ」を通じて情報発信をしていると、各大学・短期大学・高等専門学校の関係者の方(特に広報担当の方)が、日頃どれ程知恵を絞って広報活動にあたられているのか痛感します。
 その一方で高等学校の生徒の皆さんと話をしていると「自分が進学を検討している学校の教育に関する情報を知る手段がわからない」などの声に出会します。

 各大学・短期大学・高等専門学校で行われている教育の内容や方法をより広く社会の方々に知っていただく、理解していただくことは本当に難しいものだと思います。
 そういった観点からも特色GP・現代GPに申請された取組の内容を学生や高校生に分かりやすい表現で、インターネットなどを活用して情報提供していただくことは大切なことではないかと考えています。

 先生方が、学生の資質を伸ばすために一所懸命に取り組んでおられる真摯な取組を眠らせるのではなく、どうか学びたいと考えている学生や未来の学生となる高校生に紹介していただきたいと思っています。
 関係者の方々が大変な議論をしてまとめあげた取組を、もし学生や高校生に知る機会がないのであればそれは学生や高校生だけでなく関係者の方にとっても本当に勿体ないことだと思います。

 私達もGPの主役である大学等の教職員と学生の皆さんをサポートする情報発信活動に今後も力を注いでいきたいと考えています。
 よろしくお願いします。


 GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」事業についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名は必ず[大学改革GPナビ(件名)(学校名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別に回答しますが、全体に周知する事が必要なものについては質問者に確認の上、大学改革GPナビやホームページで回答する場合もあります。



大学改革GPナビ-Good Practice
編集長: 文部科学省主任大学改革官 山崎 秀保
発行: 文部科学省大学改革推進室
〒100-8968 東京都千代田区丸の内2-5-1


現在の登録大学・短期大学・高等専門学校数:676
大学数:468
短期大学数:155
高等専門学校数:53



大学改革GPナビ-Good Practice
国公私立大学を通じた大学教育改革の支援
特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)

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