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帝塚山大学「英語による奈良観光ガイド人材養成プログラム 」

1 取組を始めた経緯

 本プログラムは、国の観光立国推進基本計画や奈良県の平城遷都1300年記念事業を背景としたグローバル化した現代において、観光の分野でも相互交流が活発化していくなか、その実現のために今後ますます必要となる英語観光ガイドのスペシャリストを育成するものです。

 英語文化圏から日本を訪れる観光客に貴重な世界遺産を持つ奈良の魅力と奥深さを伝える語学のスキル、文化的素養ともてなしの心を身に付け、英語文化圏に奈良文化を発信する原動力となる能力を持つ人材を育成し、奈良の国際化と活性化に寄与することを目的としています。

2 これまでの取組の概要

 本プログラムでは、奈良県、奈良市、日本観光通訳協会、奈良市観光協会、奈良商工会議所、平城遷都1300年記念事業協会との連携による講座を展開し、主に就職氷河期に就職できずにフリーターになった人々、子育てが終わり専業主婦から仕事に復帰したい人々、定年退職後に社会貢献を目指す人々を対象として、観光英語の習得を目指して発信型英語の訓練を行い、奈良を英語で観光案内ができる社会人を養成しています。これまでに、委託事業期間の3年間で計5回、その後も行政機関や一般市民からの強い要望を受け、平成22年度、平成23年度(予定)と合わせて7回の講座を実施しています。

 本プログラムにおいて、カリキュラムとして設定する授業科目群は(1)日本および奈良に関する文化、歴史を学ぶ科目、(2)実践英語と観光英語を学ぶ科目、(3)観光地奈良での臨地講義と実践演習から構成されています。特に(3)で展開している「奈良観光総合演習」は、教室内で講義を聴き、総合演習ではその講義内容を実地でのガイディングを通して学ぶスタイルをとっています。期の前半は、講師が実地で説明する内容を理解し、後半からは、受講生が実際にガイディングを行い、実践面を十分に鍛えることができるように構成されています。

 履修期間は4ヶ月とし、本講座を修了した受講生は、学校教育法第105条の規定に基づく「帝塚山大学奈良観光英語案内士」の履修証明を付与しています。

帝塚山大学  手塚山大学

3. 取組の成果と今後の課題

 本プログラムの修了生は第6期を終えた段階で156名を数えています。本プログラム修了者には積極的に、実用英語技能検定試験、観光英語検定試験、通訳案内士試験などを受験するよう奨励し、今後必要性がますます高まるプロの通訳ガイドや旅行業界、観光業界への再就職の道筋を与えます。

 観光事業は国や地方公共団体の政策による部分も多く、今後は連携関係をより深いものとしていくことも重要となってきています。

お問合せ先

高等教育局大学振興課