平成20年度予算額 1億7,600万円 |
【趣旨・目的】 21世紀の大学においては,教員等研究者から学部学生に至るまで,教育研究の国際化を図っていくことが必要不可欠であり,また,近年においては,インターネットの持つ同時・双方向性等を活用し,世界各地の大学等とのネットワークを構築することにより,国際的な教育研究の交流を進めることが可能となっている。また,キャリアアップをめざす社会人の教育訓練など,多様かつ高度な学習ニーズに十分に応えていくことが期待されている。 大学審議会答申「グローバル化時代に求められる高等教育の在り方について」(平成12年11月22日)においても,我が国の高等教育の国際的な通用性・共通性の向上と国際競争力の強化を図るための改革方策として,大学の教育研究におけるインターネット等情報通信技術の活用が提言されている。このため,その実現・促進に向け,私立大学等において,インターネット等を活用した,世界の大学等との交流を含む大学連携による教育研究の推進を支援する。 本事業により,教育内容の充実や教育方法の高度化が図られるとともに,我が国高等教育へのアクセスが飛躍的に拡大し,豊かな知的資源が広く一般に開放され,我が国の大学等が内外の多様かつ高度な知的ニーズに十分応える存在となることが期待される。 【事業の概要】 私立大学等がインターネット等を活用し,世界の大学等との教育研究の交流を行ったり,学習支援システムの構築や教育用コンテンツの開発など遠隔教育を行う環境を構築するのに必要な,情報通信施設(マルチメディア装置の導入),情報通信装置(学内LANの整備),情報処理関係設備(パソコン,サーバーの購入),ネットワークの維持管理等に必要な経費について補助する。 |
(高等教育局私学部私学助成課)
-- 登録:平成21年以前 --