「産学連携による実践型人材育成事業-長期インターンシップ・プログラム開発-」中間評価の結果について

平成20年12月22日

 文部科学省では、産学の連携協力による大学院段階での質の高い長期インターンシップの開発・普及を図るため、平成17年度から「産学連携による実践型人材育成事業-長期インターンシップ・プログラム開発-」(旧:派遣型高度人材育成協同プラン)を実施している。
 このたび平成18年度に選定された教育プロジェクト10件について、委託事業の効率的で効果的な推進に資するため、中間評価を実施した。

1.背景

 近年、主として就職体験や職業意識の形成を目的とする「インターンシップ」を授業科目に位置付けて実施している大学等が増加している。(参考:インターンシップを授業科目に位置付けて実施している大学の割合は、平成8年度17.7%⇒平成19年度67.7%と大きく増加。)実施期間としてはほとんどが3週間未満の短期間となっている。
 一方、大学院段階では、社会の抱える諸問題や産業界の取組を理解し知識基盤社会を多様に支える高度専門人材の育成につながる、より高度なインターンシップの実施が求められている。
 このため、大学院段階における長期インターンシップの開発・普及に向け、大学と企業等との連携協力の在り方や、質の高い長期間のプログラム(3か月間以上)の開発等を目指す取組を支援する事業として、平成17年度から「産学連携による実践型人材育成事業-長期インターンシップ・プログラム開発-」(旧:派遣型高度人材育成協同プラン)を開始した。

2.中間評価について

 本事業では、事業の目的が十分達成されるよう、専門家や有識者により教育プロジェクトの進捗状況等を確認するとともに適切な助言を行い、本事業の効率的で効果的な推進に資するため、選定された教育プロジェクトについて2事業年度経過後に中間評価を行うこととしている。
 平成20年度は、平成18年度に選定された教育プロジェクトの10大学から、進捗状況報告書等の提出を受け付け、「産学連携高度人材育成推進委員会」(委員長:北澤宏一 独立行政法人科学技術振興機構理事長)において中間評価を行った。
評価結果は、別添のとおり。

お問合せ先

文部科学省高等教育局専門教育課

課長補佐    下大田真一

教育振興係長 佐野浩幸
電話番号:03-5253-4111(内線2992)

(文部科学省高等教育局専門教育課)

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