平成25年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」申請書等作成・記入要領

 申請書等の作成に当たっては、本作成・記入要領の指示に従ってください。
 なお、不正確な記入又は記入漏れ等がある場合には、審査に付されない場合又は採択を取り消す場合があります。(本要領において特段指示がないものは、任意に記入してください。) 

1 提出書(様式1)について

  • 1プログラムにつき、1部作成・提出してください。(詳細は、4 提出方法も参照)
    大学で複数のプログラムを申請する場合でも、提出書1部に複数のプログラムを併記せず、1プログラムごとに、提出書を作成・提出して下さい。
  • 日付及び押印等に漏れがないよう留意してください。複数の大学が連携する場合は、代表となる大学が作成してください。
  • 「整理番号」欄は、末尾に添付した「大学番号一覧」を参照し、申請大学の大学番号(6ケタ)の右に、申請件数に応じた申請プログラム別の番号(1ケタ)を加えた数字(計7ケタ)を記入してください。たとえば、大学番号が「109020」の大学が、3件のプログラムを申請する場合、「1090201」、「1090202」、「1090203」というように、それぞれのプログラムの提出書の整理番号欄に記入してください。

2 申請書(様式2)について

(1)1プログラムにつき15部作成・提出してください。(詳細は、4 提出方法も参照)。
   記入用の様式は、文部科学省ホームページからダウンロードしてください。

(2)記入量は、項目【1】及び【2】は合わせて1ページ、項目【3】及び【4】はそれぞれ2ページ、項目【5】及び【6】はあわせて2ページ、項目【7】は1ページをそれぞれ上限としてください。また、記入項目の加除及び順序の入れ替えは認めません。

(3)記入はワードプロセッサー等によるものとし、字体は任意としますが、文字の大きさは10.5ポイントを目安としてください。ただし、項目【1】、【2】、【5】、【6】に関しては、記入する情報量が多くなる場合は(特に複数の大学が連携する場合など)、文字の大きさや記入欄の高さを調整し、必ず上記(2)の上限内に抑えてください。

(4)申請書は、両側の余白を20mm程度空けてください。

(5)図表等の使用やカラー版によるものでも差し支えありません。

(6)必ず両面印刷にし、申請書には1ページ目から通しページ番号を付してください。

(7)本申請書の直後にカリキュラム(A4タテ・様式自由・両面印刷)を添付してください。カリキュラム以外の別添資料等の添付は認めません。

(8)1ページ目「整理番号」欄は、提出書の「整理番号」と同じ番号を記入してください。 

1 申請大学の概要

 複数の大学が連携して実施する場合は、代表の大学について記入してください。

  1. 「設置形態」欄
    該当する番号を1つ○で囲んでください。
  2. 「大学名 学長名」欄
    大学番号は、末尾に添付した「大学番号一覧」を参照して記入してください。
  3. 「所在地」欄
    大学本部の所在地を記入してください。
  4. 「事務担当者連絡先」欄
    当該申請に関する問い合わせ等を行う場合の事務担当者に係る情報を記入してください。

2 プログラムの概略

  1. 「研究留学生配置実績」欄
    申請する研究科・専攻において、平成24年度以前に留学生受入れのコース等を実施し、大学推薦において国費外国人留学生の配置実績があるか否かについて該当する事項の番号を○で囲んでください。
    なお、この実績は、今回申請するプログラムの基となるコース等である場合のみ記入してください。当該欄で「あり」に○を付す場合、【6】も記載を要します。
  2. 「プログラムの名称」欄
    申請するプログラムの特色を簡潔に表す名称を、20~30字程度で記入してください。
    (例)東南アジアの発展の中核を担う人材養成プログラム
    我が国の学術研究の高度化に貢献する留学生受入れプログラム   など
  3. 「申請分野」欄
    申請するプログラムの内容が、人文学・社会科学系、自然科学系、総合・複合系のいずれかに該当するかを選び、1つ○で囲んでください。申請者の判断で記入して構いませんが、「科学研究費助成事業 系・分野・分科・細目表」も参考になります。
  4. 「具体の研究分野など」欄
    プログラムが内容とする研究分野を記入して下さい。複数の分野を含む場合は、主たる分野を、「環境学(環境保全学)、工学(土木工学、材料工学)」のように、「平成25年度科学研究費助成事業 系・分野・分科・細目表」の「分野」や「分科」に相当するものを羅列して記入して下さい。
    また、研究分野だけでなくプログラムの内容の特色を示すものがある場合、「日系企業への就職」、「食品の安全・安心」、「日本研究」などのキーワードも記入してください。
  5. 「対象とする国・地域」欄
    獲得を目指す外国人留学生の国・地域を具体的に記入して下さい(これまで獲得の実績がなくとも、今後の獲得を目指す場合も含みます)。たとえば、「東南アジア(インドネシア、ミャンマー)、南アジア(インド、バングラデシュ)、中南米(チリ)」、「東南アジア地域、アフリカ(タンザニア、ザンビア)」「東欧(チェコ)、ロシア、東アジア(モンゴル)」というように具体的に記入して下さい。
  6. 「プログラムの概要及び特色」欄
    申請するプログラム全体像を簡潔に記入してください。特に、5年間の優先配置期間によって目指す成果については、「防災分野の行政官・技術者の国際ネットワークの基盤構築及びそのフォローアップの体制の構築を目指す」、というように、具体的な内容を必ず記入して下さい。
  7. 「プログラムの形態」欄
    以下のいずれかのように記入してください。()内に標準修業年限を記入してください。なお、a~eのうち複数を組み合わせてプログラム全体を構成する場合は、「f その他」と位置づけるとともに、「その他(修士課程と博士課程(一貫制)の複合形態)」というように、具体的に記載してください。
    a 修士課程又は博士前期課程(○年間)
    b 専門職学位課程(○年間)
    c 博士後期課程(○年間)
    d 修士課程(○年間)+博士後期課程(○年間)
        又は 博士前期課程(○年間)+博士後期課程(○年間)
    e 博士課程(一貫制)(○年間)
    f その他(○○○○)
  8. 「交流形態・受入体制」欄
    以下のうち該当するものを記入してください。(複数記入可)
    a プログラム実施大学が単数
    b プログラム実施大学が複数(連合大学院、コンソーシアム型など)
    c 1対1型(プログラム実施大学が単数で特定の単数の外国大学との間のプログラム)
    d その他(どのようなものか簡単に記入して下さい)
  9. 「実施研究科・専攻」欄
    プログラム実施の代表となる研究科・専攻について1専攻のみを記入してください。
    また、主となる実施場所についてその現住所を記入してください。
    なお、複数の研究科・専攻が連携する場合でも、本プログラムの代表となる研究科・専攻名を決めて記入してください。
  10. 「連携大学・研究科等」欄
    複数の大学又は同一大学の複数の研究科や専攻が連携して実施する場合等に記入することとし、プログラムに参画する全ての大学名及び研究科や専攻名をそれぞれ記入してください。欄内に記入し切れない場合は、A4タテ版で別紙を作成し、1ページ目の次に綴じてください。
    外国の大学と連携する場合は、当該大学名を記入する必要はありませんが、「3 プログラムの内容」欄には適宜分かるように記入してください。
  11. 「受入れ学生予定数」欄
    各々、本プログラムの単年度あたりの予定受入れ人数の総数、その内数として国費外国人留学生の優先配置希望人数、私費外国人留学生等数、日本人学生数についてそれぞれ記入してください(優先配置希望人数以上の私費外国人学生等数を受入れ目標として掲げてください)。
    プログラムに日本人学生を受け入れる予定がない場合、「うち日本人学生数」欄は0人としてください。
    また、プログラムの形態が「博士前期課程+博士後期課程」など、複数の課程が関わる場合プログラムである場合、課程別にそれぞれの人数を記入してください。
    記入例:総数16(博士前期8、博士後期8) 
      (うち優先配置希望人数:6(博士前期3、博士後期3)) 
      (うち私費外国人留学生等数:6(博士前期3、博士後期3) 
       (うち日本人学生数:4(博士前期2、博士後期2)
    さらに、複数の大学の連携したプログラムの場合(連合大学院なども含む)、大学別にも書き分けてください。
    記入例:総数20(A大学博士前期6、B大学博士前期4、A大学博士後期(連合)10) 
       (うち、優先配置希望人数:8(振り分けは、上記の順で2、2、4)) 
       (うち、私費外国人留学生等数:12(振り分けは、上記の順で4、2、6) 
       (うち、日本人学生数:0)
  12. 「担当教員数」欄
    専攻内で本プログラムを担当する教員数を、専任、兼担、非常勤の別に記入してください。
  13. 「プログラムマネージャー名」欄
    申請するプログラムの実施にあたり、その中心的な役割を担う責任者を記入してください。研究科長(代表者)が該当する場合は、[13]「研究科長(代表者)名」覧と同様の情報を記入してください。

3 プログラムの目的と、中長期的に目指す成果

 公募要領2(4)プログラムの要件に留意し、申請するプログラムの目的と、中長期的に目指す成果について自由に記入してください。

  • どうして国費外国人留学生が必要なのか
  • 途上国等の支援(対象国への波及を成果とするプログラム)、高度人材の獲得(我が国への波及を成果とするプログラム)いずれを目的とするか、もしくは両者の混合か
  • 分野、対象国・対象地域はどこか(特定の対象国・対象地域を設けない、すなわち国や地域を問わない場合は、その旨とその理由を記載してください)
  • プログラムが対象とする研究分野のニーズ(我が国もしくは相手国にとって)、対象国・対象地域のニーズ(我が国やプログラム実施大学がそれらの国・地域から留学生を受け入れる意義、もしくはそれらの国やその機関が、申請プログラムに優秀な留学生を送り出す意義)、留学生のニーズを、どのように捉えるか(その根拠やニーズを判断・把握する手法も含めて)
  • 求める人材像、受入れ留学生のキャリアパスのビジョン
  • プログラム修了者をどのように活用していくか
  • 中長期的(10年単位)に目指す成果

等について具体的に記入してください。

4 プログラムの具体的内容

 申請するプログラムの具体的内容について自由に記入してください。具体的には、

  • どのような特色があるか
  • 優秀な留学生の発掘や選考の仕組み
  • カリキュラム・指導内容、指導体制、使用言語
  • 修了後のフォローアップ
  • 日本人学生との共同学習・研究の取組
  • 申請するプログラムの実施・評価の体制

等について記入してください。なお、カリキュラムについては申請書の直後に添付していただきますので、軽く触れていただくだけでも構いません。

5 留学生の在学状況等

  1. 「在学留学生数」欄
    正規生・非正規生を問わず、プログラムに関わる大学の大学院全体に在学する留学生について、原則として、平成25年5月1日現在について記入してください。(これが困難な場合は直近1年以内に調査した数であれば可とします。)なお、複数の大学が連携して実施する場合は、各々の大学についてそれぞれ分かるように記入してください。
  2. 「留学生の在学状況」欄
    1と同じように、大学院全体に在学する国費外国人留学生数、私費外国人留学生数各々について、平成23~25年度の5月1日現在の情報を記入してください。除籍・退学者数は、平成22~24年度を記入して下さい。
  3. 「大学等間交流協定実施状況」欄
    大学等間交流協定を締結している協定のうち、平成22~24年の3ヵ年の交流実績の状況について、相手大学等名、締結年、協定内容(簡潔に)、交流実績(学生、研究者間の交流実績に限る)を記入してください。(多岐にわたる場合は、交流実績の上位3位相手大学を記してください)

6 既設のコースについて

 本欄は、申請したプログラムにおける留学生の受入れ実績に関する項目です。これまでに大学推薦において研究留学生の配置があったか否かにかかわらず、外国人留学生受入れの既設のコース等を継続、拡充又は基にして本プログラムを申請する場合は、当該既設のコース等について記入してください。
 まず、これまで文部科学省の特別プログラムに採択された実績がある場合は、必ず記入してください。また、プログラムのような組織的な取組まで至らなくても、我が国や外国の政府機関、民間企業など外部からの委託等により、大学としてこれまで外国人留学生を一定規模で継続的に受け入れた実績があり、その経験やノウハウを活かして今回のプログラムの申請に至ったような場合でも積極的に記入していただいて構いません。
 これらの実績がなく、全く新規にプログラムを開設する場合には記入の必要はありません。 

  1. 「開設年度」欄
    既設コース等の開設年度を記入して下さい。平成18年度以降に、文部科学省の特別プログラムに採択された実績がある場合は、()内に、その採択年度と、採択されたプログラム名を記入してください。
  2. 「既設コース等の留学生受入れ状況」及び
  3. 「既設コース等による学位取得状況」欄
    2については過去5年間の状況について、3については過去3カ年について、それぞれ記入してください。
    なお、国費外国人留学生(特別枠、一般枠、大使館推薦など)について区別が可能な場合は、分けて記入してください。
    受入れ数に上下があれば、可能な限りその事由に触れて下さい。
  4. 「これまでの修了者総数」欄
    既設コース等を修了した人数を、平成22~24年度に関して、年度ごとにその総数(国費外国人留学生、私費留学生等を合わせた数)をそれぞれ記入してください。なお、満期退学者は含みません。
    「うち研究留学生」欄には、既設コース等に国費外国人留学生を受け入れて修了に至った実績があれば、その修了者数を年度ごとに記入してください。
    修了者数に上下がある場合は、可能な限りその事由に触れて下さい。
  5. 「修了者の主な進路」欄
    これまでの修了者について、把握している範囲で、その就職状況等について記入してください。国費外国人留学生として区別が可能な場合は、分けて記入してください。なお、特に目立った要職についている者がいる場合は個別に記入してください。
  6. 「本プログラムの申請に当たり、既設コース等について見直し又は改善を図った点」欄
    既設コース等について見直し又は改善を図った点、もしくは、今後、開設に向けて見直し又は改善を図る点がある場合、記入してください。
  7. 「文部科学省等の政府系資金及び民間資金の獲得状況」
    科学研究費補助金、戦略的創造研究推進事業等の研究費、拠点形成系の資金、地元自治体、民間企業等からの資金等であって、かつ申請するプログラムに裨益するものについて、その獲得状況(採択件数、総額など)を記入してください。学内において特別な経費を獲得している場合(例えば、留学生向けの研究費の仕組みなど)も記入してください。申請中のものや、下記【7】の優先配置機関の計画の中で獲得を予定しているものでも構いませんが、その際は、「申請中」、「現在、○○協会と協議中」など注記を付してください。
    (なお、研究費については、事業名、種目、件数・合計額などの概要のレベルで十分ですので、個別の研究課題まで網羅して記入する必要はありません。)

7 優先配置期間における具体的計画

 「3 プログラムの目的と、中長期的に目指す成果」、「6 既設コース等の留学生受入れ状況」などを踏まえた上で、申請するプログラムの自立化に向けた優先配置期間(5年間)における具体的計画を記入してください。 

3 申請基本データ(様式3)について

 申請大学ごとに1ファイルを作成・提出してください。(詳細は、4 提出方法も参照)
 文部科学省のホームページからダウンロードのうえ、作業してください。
 エクセルファイルのシートの2枚目に、記入例を含めて「作成・記入要領」シートを設けましたので、そちらを参照のうえ、シートの1枚目に、各プログラムの整理番号順に上から記入欄を埋めていってください。(申請書(様式2)の情報の一部をほぼ転記するだけです)
 シートの1枚目に7行(7件分)の記入欄を設けてありますが、申請が7件に満たない場合、使用しない行は空欄のままに(行を削除せずに)して下さい。

4 提出方法等について

 プログラムの申請に係る提出書類については、以下の要領でE-mailおよび郵送で提出してください。ただし、申請基本データ(様式3)については、E-mailによる提出だけで構いません。E-mail及び郵送ともに、必ず申請期限内に文部科学省に到着するようにして下さい。

  • E-mailについては、件名を「平成25年度国費外国人留学生優先配置特別プログラム申請(○○大学)」と大学名まで明記したうえで、toku2012@mext.go.jp宛てに、提出書(様式1)、申請書(様式2)、申請基本データ(様式3)を送付してください。
    各プログラムの様式1、様式2のファイル名は、「1090201文部科学大学提出書」、「1090201文部科学大学申請書」のように、各プログラムの整理番号(半角数字7ケタ)・大学名・様式名の順に組み合わせたものとして下さい。
    また、様式3のファイル名は、「109020文部科学大学申請基本データ」のように、申請大学の大学番号(半角数字6ケタ)・大学名・様式名の順に組み合わせたものとして下さい。

 

  • 郵送については、以下のとおり取りまとめて、「文部科学省高等教育局学生・留学生課留学生交流室国費留学生係」宛に梱包・郵送して下さい。
  1. 申請書(様式2)とカリキュラム(ともに両面印刷)は、1部ずつ左横の中央(1箇所)をステープラー(ホチキス)で止め、見開きの体裁にするとともに、左横に2つのパンチ穴(穴の直径6㎜、間隔80㎜、奥行(紙の左端から穴の中心まで)8~10㎜を目安とし、紙の左端の中央に対し対称)を空けてください。カリキュラムは申請書の直後に添付して一緒にステープラーで綴じてください。
  2. 各プログラムごとに、申請書及びカリキュラムを上記1の状態にしたものを15部の積み上げて上に、提出書(様式1)1部(上記1と同様に2つのパンチ穴をあける)を載せてください。提出書の整理番号と、申請書の整理番号が、食い違わないように注意してください。
  3. 上記全体を、2つのパンチ穴に紐を通して括ってください。

※1大学において複数の申請がある場合、まとめて梱包・郵送しても差し支えありません。

お問合せ先

高等教育局学生・留学生課

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-- 登録:平成25年12月 --