世界の成長を取り込むための外国人留学生の受入れ戦略(報告書)

 文部科学省では、平成25年3月、高等教育局長の下に「戦略的な留学生交流の推進に関する検討会(主査:木村孟 東京都教育委員会委員長)」を設置し、このたび「世界の成長を取り込むための外国人留学生の受入れ戦略(報告書)」をとりまとめましたので、お知らせいたします。

1.趣旨・経緯

 外国人留学生の受入れについては、従来、質の高い教育研究交流の促進といった教育的側面、幅広い国との人的交流を図り、友好関係を構築するといった外交的側面を中心に諸施策を展開してきました。
 これに加えて、今まで取組がぜい弱であった点の強化として、留学生政策を取り巻く世界的潮流に対応し、優秀な外国人留学生を積極的に受け入れることによって、諸外国の成長を我が国に取り込み、我が国の発展につなげるとともに、諸外国の人的インフラの整備を通じた社会的基盤整備等の国際貢献に結びつけていく必要があり、これを実現するための具体的な戦略を策定することが不可欠となっています。 
 こうした中、文部科学省高等教育局長の下に検討会を設置し、関係省庁及び関係機関等からのヒアリングや検討を重ね、8月に中間まとめをとりまとめました。
 その後も関係省庁及び有識者からのヒアリングや検討を重ね、今般、本検討会の報告書をとりまとめました。

2.検討会報告(報告書)の内容(別添参照)

 (1)基本的考え方に基づき、(2)戦略策定に当たっての主な視点や(3)戦略の在り方について、外国人留学生受入れ施策の効果が期待できる分野、我が国の発展に特に寄与すると考えられる重点地域及び今後の対応方針等を整理し、(4)戦略を実現するための具体的な方策について、重点的に取り組むべき施策などについて、示しています。

※ロシア及びCIS諸国について、重点地域の一つとされていましたが、2022年2月以降のウクライナ情勢を踏まえ、ロシア・ベラルーシは、各施策において重点地域から外しています。

(別添)

お問合せ先

学生・留学生課留学生交流室

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