4 期待する取組

(1)専門職大学院プログラム

 本区分で期待する取組は以下のとおりです。

1国際競争力の向上

  • 国際的な通用性向上が強く求められる分野(ビジネス・MOT・金融、会計など)における国際的な水準を踏まえた高度な人材育成のためのモデル教育プログラムの開発

2教育の質の保証

  • 各分野においてコアとして求められる共通教育プログラムの開発
  • 教職大学院における実習など、実践的能力を培う教育内容・方法の開発
  • 到達目標の設定と厳格な成績評価基準・方法の開発と運用
  • 教員の教育研究活動の評価と連関したFDシステムの開発
  • 複数大学共同による効果的なFDシステムの開発や実施内容・方法の開発
  • 研究者養成等のための専門職学位課程と博士課程の連携プログラム開発
  • 法科大学院などにおける多様な人材育成に対応するキャリア形成教育プログラムの開発

(2)産学人材育成パートナーシッププログラム

 本区分で期待する取組は、「産学連携人材育成パートナーシップ全体会議」において、各分野又は分野横断的に取り上げられている課題に対応する人材を養成するプログラムです。同会議における検討の内容を例示すると、以下の13が挙げられますが、これは申請内容を限定するものではありません。
 同会議の詳細な内容は、上記「2 事業の概要(2)2」のURLで確認してください。

1学生の資質向上

  • 大学と企業が連携し、育成しようとする人材像、人材育成のための具体的な手段(企業における長期間の実践的インターンシップの実施、実践力の養成を目的とした教育プログラムの開発など)を明確にした人材育成プログラムの開発(修士課程、博士課程に社会人学生を受け入れる場合を含む)など

2実践的教育の実施、教員の資質向上

  • 外部から現役技術者などを教員として迎え、学生に実践力を身につけさせるための教育プログラムの開発
  • 教員を企業など外部に派遣し、企業が大学に求める人材像の把握、最新の技術の修得により教員の教育力を向上させることを目的とするプログラムの開発 など

3分野の魅力向上・社会人再教育

  • 大学と企業が連携した中高生向けの魅力向上のための取組や、企業が示すキャリアパスに対し支援するための取組などをを目的としたプログラムの開発 など

-- 登録:平成21年以前 --