選定取組の概要及び選定理由(亜細亜大学)

大学等名 亜細亜大学 整理番号 13312
テーマ番号 5 テーマ名 人材交流による産学連携教育
取組名称 アジア夢カレッジ ―4年一貫の産学連携によるキャリア開発中国プログラム―
取組担当者名 鯉渕 信一
(取組の概要)
 「国際社会とりわけアジア諸国で真に活躍する人材の育成」を教育理念とする本学では、「アジア夢カレッジ-キャリア開発中国プログラム-」を本年4月に開始した。これは、協賛企業38社と共同で開発し実施する産学連携教育プログラムである。アジア夢カレッジでは、「日本とアジアの架け橋となり、アジア地域をはじめ世界を舞台として、主にビジネス社会の中核として活躍する人材の育成」を目標とし、1受講者選抜から4年間一貫した産学連携による実践的教育、2教職員、企業人等による複数指導体制と徹底した少人数教育、3中国・大連外国語学院及び在大連市協賛企業との連携による150日間の現地教育、4在大連市インターンシップ協力企業における4週間の実践教育、5各学部教育と実践的アジア教育とのダブルメジャー教育(複線型教育)、を展開するものである。
(選定理由)
 現実に中国社会を体験し、自己形成を行う国際長期インターンシップは、当該大学の理念と強みに合致したものであり、また、社会のニーズを反映し、中国に精通したビジネスパーソンを育成するために必要な取組として評価できます。
 留学を含めた専門教育を4年一貫で行う教育プログラムは、専門家育成の観点から評価できるとともに、指導方法、総合的なカリキュラムの自主開発などの面でも、付加価値の高いものになっていると考えられます。
 学長を含む全学的支援・協力体制が整っていることや、中国大連との連携、協賛企業の募集をはじめとする海外パートナー及び国内企業との連携方法が整っていることから、実現性が高いものとして評価できます。
 なお、実践の中で学生や受け入れ先との議論を深め、試行錯誤を繰り返しつつ、完成度を高めていくことを期待します。

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-- 登録:平成21年以前 --