大学等名 | 早稲田大学 | 整理番号 | 1331103 | ||
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テーマ番号 | 3 | テーマ名 | 仕事で英語が使える日本人の育成 | ||
取組名称 | 英語がつなぐグローバルキャンパスへの取組 | ||||
取組担当者名 | 江夏 健一 | ||||
(取組の概要) | |||||
早稲田大学は、2004年4月に国際教養学部を新設した。その目標は、「1.自分で問題を発見し、行動し、解決する能力を身につけるための現代的教養教育を少人数で行い、2.早稲田大学で初めて、国際共通語としての英語ですべての授業を行い、3.1年間の海外学習期間を必修とし、4.帰国後に、目標を設定した専門的な分野を深く学ぶ、という4点を柱にしつつ、国際的視野を持ち、地球環境との共生および地球と人類の未来に貢献する人材を育成する」ことである。集中的かつ効率的に学べるようセメスター制を採用し、第4セメスターからの海外の大学における授業受講に足る十分な英語力を養うとともに、国際的・社会的に通用する英語教育プログラムを開発した。 | |||||
(選定理由) | |||||
この取組は、「英語をツールとして使いこなし」「国際感覚を養い」「地球市民を育成する」という目的に照らして、本プログラムの趣旨によく適ったものとなっています。また新学部の取組として思い切った欧米型の教育を取り入れているところにも大きな特徴がみられます。しかし、本取組が成功裡に実施されるためには、入学生にかなりの英語力と意欲が要求され、入学時からの周到なモニタリングが必要と考えられます。 本取組はその意味で貴学ならではのものという側面が見受けられますが、英語での授業、留学という多くの大学ですでに実施されていることに加え、貴学でなければできないプログラムについてさらに工夫を期待するものです。またこうした取組についていけない学生をどうするか、教育における教員の意欲をいかに喚起するかなど、具体化に際して考慮すべき点であると考えられます。そのような対応策は他の大学に大いに参考となり得ます。 |
高等教育局大学振興課大学改革推進室
-- 登録:平成21年以前 --