大学等名 | 東京医科大学 | 整理番号 | 133151 | ||
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テーマ番号 | 3 | テーマ名 | 仕事で英語が使える日本人の育成 | ||
取組名称 | 医学生のための英語推進プログラムの構築 | ||||
取組担当者名 | 大屋敷 一馬 | ||||
(取組の概要) | |||||
書いて読む英語から脱却した、医学の中で映像からも捉えられる実用的な外国語の習得が、これからの医師に必要と思われる。そこで世界に発信できる医学情報の担い手を育成する医学教育プログラムとして、既存する国際医学情報センターを「核」に、医学部6年一貫教育と研修医期間2年間を交えたpost-graduateの全学的な医学英語教育を提案する。すなわちカリキュラムとして現在進行中の1~2年生における基礎医学英語、コアカリキュラムに則った3~4年生における臓器別授業における臨床医学英語、選択臨床実習における国外実習の推進を縦糸としてカリキュラムに組み込み、横断的な医学教育を実施する。さらに、国内外の遠隔地とのITおよび大容量通信回線(NTTを用いる通信システムの構築によって、有機的かつ実践的な医学英語教育の充実を図る。特にhearingおよびconversationに重点を置き、ともすれば文献解説に陥りがちな本邦における英語教育を排し、医師および医学研究者として必要とされる診断学および治療学に及ぶ生涯教育としての実用英語の必要性の自覚を達成目標とする。 | |||||
(選定理由) | |||||
この取組は、東京医科大学全体の取組として「医学生のための英語推進プログラムの構築」を達成するために、既に実施されている取組を活かし計画されたものです。 医学部6年一貫教育と研修医期間2年を交えた全学的な医学英語教育プログラムは、基礎医学英語、臓器別授業における臨床医学英語、選択臨床実習における海外実習を組み込んだもので、新規性・独創性において優れたものであると認められます。特に、国際医学情報センターに医学英語の分野に優れたスタッフを置き、同センターが中心となって6年一貫制の英語教育を行う体制は、全国医学部のモデルになりうるものであると認められます。 また、光ケーブルを用いたシステムを北米の大学との双方向性授業に活用するのは画期的であり、これによりコミュニケーション能力の醸成につながるよう創意工夫がなされてる点は高く評価できます。 |
高等教育局大学振興課大学改革推進室
-- 登録:平成21年以前 --