大学等名 | 工学院大学 | 整理番号 | 133116 | ||
---|---|---|---|---|---|
テーマ番号 | 3 | テーマ名 | 仕事で英語が使える日本人の育成 | ||
取組名称 | グローバルエンジニア育成における英語教育 | ||||
取組担当者名 | 古屋 興二 | ||||
(取組の概要) | |||||
現代社会の急速なグローバル化により、大学教育に対しても「国際性豊かな新しいタイプの技術者」養成を求める声が高まっている。本学は国際性豊かな『グローバルエンジニア』の育成を教育目標のひとつに位置づけ、技術者に必要なコミュニケーション力の向上を目指した実践的英語教育を行っている。本プログラムは、過去8年間で着実に成果を上げてきたCommunication Skills for Global Engineers(CSGE)を核としてより体系的に発展させるものである。ここでは1)CSGEとその基礎となる従来の英語科目との相関化、2)CSGE教育の質の向上(教員の質の向上・改善を含む)、3)CSGEを強化するための海外研修の実施規模拡大、4)実践的英語教育科目CSGEの実施拡大などを主な取組み内容とする。現在実践中のCSGEに以上のような改善を行ない、日本では極めてユニークな工学系学生のための英語教育プログラムを完成させる。 | |||||
(選定理由) | |||||
この取組は、一部先行実施している「グローバルエンジニア」を目指した実践的英語教育を踏まえ、規模を拡大して取り組むものです。既に特定の学科では効果が出ている点も今後の実現可能性を裏付けるものと考えられます。 しかし、上記の学科が国際性を謳っている学科であり、そこで効果のあった教育手法が他の多くの学科でも有効であるとは限らない点については、今後対応策の検討が大きな課題と考えられます。また私立大学が抱える多人数教育の問題、勉学意欲を高める手法の開発等にもきめ細やかな対応が必要です。しかしながら、現代的教育ニーズ取組支援プログラムの趣旨・目的からも学生のキャリア形成機会の充実のための意味合いは大きいものと考えられます。 |
高等教育局大学振興課大学改革推進室
-- 登録:平成21年以前 --