このたび、「周産期医療に関わる専門的スタッフの養成」事業について、中間評価を実施しましたので、その結果をお知らせします。
我が国の医療は、深刻な医師不足の地域や地域医療の崩壊により、国民が安心して医療を受けることが困難な状況にあり、医療提供体制の強化は喫緊の課題です。そのため、地域医療の最後の砦(とりで)であり、医療人材の養成や高度医療の提供といった使命・役割を担っている大学病院において、「周産期医療に関わる専門的スタッフの養成」事業を実施しています。
本事業は、次代を担う若手医師の教育環境整備や、女性医師の勤務継続支援・復帰支援等の教育指導体制の充実を行うなど、先駆的な事業を実施する大学病院を支援することにより、大学病院の人材養成機能を強化し、医師の過重労働の軽減や、大学病院及び地域の周産期医療体制の構築を行うことを目的としています。(大学改革推進等補助金による補助事業です。)
<事業計画期間>
21年度選定事業(15件) 21~25年度(5年間)
22年度選定事業(3件) 22~26年度(5年間)
中間評価は、各選定事業(18件)の進捗状況を検証し、適切な助言を行うことで、今後の事業の実効性を高めること、及び本事業の趣旨や成果を社会に情報提供することを目的としています。別添1の「周産期医療に関わる専門的スタッフの養成」推進委員会において、書面評価及び実地調査を行い、現時点での進捗状況や成果等を確認するとともに、当初目的どおりの達成が可能か否かについて評価を行い、評価結果を別添4のとおり取りまとめました。
大学病院支援室
電話番号:03-5253-4111(内線2578)
-- 登録:平成24年03月 --