参考資料1 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム」の成果について

法科大学院等専門職大学院教育推進
プログラム選定委員会(第1回)
平成18年4月17日

1.成果の波及効果(例)

青山学院大学「アジアMBA育成のマネジメント・ゲーム」

プロジェクトの概要

 多様な価値システムを持つアジア市場で活躍する企業経営者を育成するため、アジアのビジネススクールがネットワークを組んで、国際ビジネス・シミュレーションの教育システムモデルの国際共同開発を行い、開発した教材で、国際共同授業を実施。

成果

 教育ソフト開発の海外大学との国際共同研究によって参加する学生のマネジメント能力の向上に著しい効果を挙げるとともに、アジアのビジネススクールとの教育研究連携(Global Knowledge Network)に深化、活性化がもたらされた。このGlobal Knowledge Networkを基礎に組織化されたNPO法人(ABEST21)によって、ビジネススクールの評価団体を目指し18年度中を目途に認証申請を行うことを検討している。

芝浦工業大学「実利融合型MOTプログラム」

プロジェクトの概要

 現在の授業における象徴的な教材を、汎用型の演習教材として研究開発し、Web上のeラーニング展開も含め広く公開することによりMOT教材のデファクトスタンダード化を目指す。

成果

 研究開発された教材をWeb上に展開し、他大学での利用も可能としているとともに、企業や大学関係者を対象にシンポジウムを開催し、プロジェクト成果のPRとDVD化した教材のダイジェスト版を配付。
 本年度以降も教材の充実や他大学への波及に向けて更にプロジェクトを継続する。

2.成果の情報発信状況

 シンポジウム、セミナー、公開講座等の実施 5プロジェクト

 開発した教材の情報提供 3プロジェクト

  • 開発した企業事例教材等の解説を出版物として公表 2プロジェクト
  • 電子媒体化しWeb上の展開やDVD化し広く情報提供 1プロジェクト

 研究成果の出版・刊行 3プロジェクト

  • プロジェクトのテーマに関する研究論文を紀要として出版 1プロジェクト
  • 公開授業の講義録やプロジェクトの研究報告を出版物として刊行 2プロジェクト

 開発した企業経営に関するシミュレーション教材の共同利用 2プロジェクト

※ プロジェクトの数は延べ数であり、「補助事業実績報告書」に基づき作成。
 なお、プロジェクトの具体的な事業完了報告については、すべてのプロジェクトについて文部科学省に提出することを義務付けている。(締切:平成18年5月末)

お問合せ先

高等教育局専門教育課専門職大学院室

(高等教育局専門教育課専門職大学院室)

-- 登録:平成21年以前 --