平成20年度 「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」選定プログラムの概要及び選定理由(サービスラーニングによる学生支援の総合化)

大学・短大・高専名 上智短期大学
プログラムの名称 サービスラーニングによる学生支援の総合化
ライフデザインと社会人基礎力の養成
プログラム担当者 高野 敏樹
(プログラムの概要)  本取組はサービスラーニングを通して「学内の学び」と「学外の学び」を有機的に統合し、異文化間・異世代間のコミュニケーションを促進することで社会人基礎力の涵養を目指した総合的な学生支援プログラムを展開するものである。学力・社会的関心・進路選択について多様化する学生のニーズと、地域社会や時代のニーズの多層化に応えるために「サービスラーニングセンター」を設置して学生支援の総合化を図る。本学の教育理念である「キリスト教ヒューマニズム」「国際性」「言語教育」に則った地域連携活動への的確な指導を通して一人ひとりの学生の全人的成長を促し、正課の授業と連携して学びの深化を図る。新たに「学生カルテ」を整備して学内外の活動支援を統合化し、教職員・地域行政機関・NPO・父母・卒業生の連携協力体制の下で、修学支援、ボランティア支援、キャリア・ライフデザイン支援等を展開し、一人ひとりの学生の夢の実現を応援する。
(選定理由)  上智短期大学においては、学生支援に対する理念である「キリスト教ヒューマニズム」、「国際性」、「言語教育」が具体的であり、組織的に無理のない形で実際の学生支援が実施されています。また、社会的ニーズ及び学生のニーズのとらえ方の現実把握が的確であり、ニーズへの対応が学生支援の理念と合致しています。
 今回申請のあった「サービスラーニングによる学生支援の総合化」の取組は、「サービスラーニングセンター」を新設し、学習支援(ラーニング)と社会奉仕活動(サービス)を一体化するもので、両者が無理なく有機的に結びつく取組であると言えます。
 理念に裏づけされた学生支援、修学支援、就職支援と新しい取組の体制がよくつながっており、顕著な学生支援の効果が期待されるとともに、他の大学等においても十分展開し得る内容の優れた取組であると言えます。

お問合せ先

高等教育局学生支援課

-- 登録:平成21年以前 --