平成20年度 「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」選定プログラムの概要及び選定理由(卒業成長値を高める「10の底力」)

大学・短大・高専名 東京女学館大学
プログラムの名称 卒業成長値を高める「10の底力」
プログラム担当者 加藤 千恵
(プログラムの概要)  3~4年次中心の就職・進学支援をさらに発展・充実させるために、1年次から学生それぞれの潜在的能力を向上させていくことを目的として「10の底力」向上プログラムを導入し、一人一人のニーズにあったオーダーメイドのキャリア教育に取り組む。
 本プログラムは、本学の特色である少人数教育の下で行うことにより、その効果を最大限に活かすことができ、学力偏差値とは異なる隠れた能力や社会性を高めることができる。「10の底力」として、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、国際感覚・異文化理解能力、外国語運用能力等を取り上げ、それぞれの授業・講座において学力とともに、伸ばすことのできる能力を事前に学生に提示する。学生はセメスターごとに各能力の向上度を自己評価し、また教員は学生の評価を行う。卒業までの4年間でそれぞれの能力の開発支援を重点的に行い、学生満足度を高め、また、卒業成長値を高めていく。
(選定理由)  東京女学館大学においては、その教育目標「国際的な視野とリーダーシップ能力を身につけた女性の育成」の実現のために、少人数による双方向型授業を実施して学生に高いコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけさせ、修学支援の成果を上げていると言えます。
 また、今回申請のあった「卒業成長値を高める「10の底力」」の取組は、「10の底力向上プログラム」を導入して個々の学生の就職・進学支援を充実させることを目的としたものです。このプログラムでは、それぞれの学生が「10の底力」リスト(コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力、国際感覚・異文化理解能力等)の中から特に伸ばしたい項目を選び、それに合致する授業を受講することによって個々の底力の育成が可能となるよう企画されています。
 この取組は、個々の学生を対象にしたオーダメイド型のキャリア教育支援であり、他の大学等の参考となる優れた取組であると言えます。

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高等教育局学生支援課

-- 登録:平成21年以前 --