(富山大学)大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点支援・平成22年度採択事業(旧:日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業)事後評価について


大学名

富山大学

プロジェクト名

和漢薬領域を基盤とした高度職業人育成事業

取組代表者

富山大学長 遠藤 俊郎

取組担当者

大学院医学薬学教育部・副教育部長 細谷 健一

【事業概要】
  日中韓等のアジア地域の学生を受け入れ,医療現場のチーム医療において薬物治療の要となる人材,及び製薬企業における薬学研究,品質管理,開発に携わる優れた人材を育成することを目的とする。さらに,富山地域の歴史的伝統資産と大学が有する研究・教育資産を活用し,専門職業人の育成を通してアジア地域の協力のもとに薬学領域のさらなる発展に資することを目的とする。

【大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点支援・平成22年度採択事業評価委員会における評価】

(総括評価)

S

当初目的を十分に達成し,当初目標を大幅に上回る効果,成果が得られたと判断される。

(コメント)
和漢薬という領域の取組の中で,富山県内の病院及び製薬企業と連携し,外国人学生を含めた長期インターンシップを実施し,関係企業への就職等の成果をあげたことは特筆すべき点であり,質の高い実践的な教育を行うための教育体制が構築された。

  外国人学生の受入れについては,対象国をインドネシアに拡大するなど,本取組の着実な発展を試みている点は評価でき,今後一層の取組が望まれる。

  また,今後,本取組を継続的,発展的に実施するに当たっては,これまでの実績を踏まえ,多様な企業への就職を見据えた産学協同による人材育成の取組を,より推進することが望まれる。


お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成28年03月 --