(東京海洋大学)大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点支援・平成22年度採択事業(旧:日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業)事後評価について


大学名

東京海洋大学

プロジェクト名

海洋における日中韓高度専門職業人養成
-海洋環境・エネルギー分野における国際教育-

取組代表者

東京海洋大学長 竹内 俊郎

取組担当者

大学院海洋科学技術研究科長 岡安 章夫

【事業概要】
   日中韓三か国が接する海域(東シナ海、黄海、日本海)の海洋環境の保全・エネルギーの持続的利用を具現化するための人材育成を目的とする。特に,中国,韓国での企業内における実効性の高い環境保全,エネルギー効率利用を担保するために,海洋開発・利用におけるそれぞれの分野において,実践的教育を受け,体系的な専門的知識を備えた高度専門職業人を育成する。

【大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点支援・平成22年度採択事業評価委員会における評価】

(総括評価)

B

当初目的は達成されたと判断される。

(コメント)
基幹研究科の外国人学生数が当初の目標を上回ることからも,大学の国際化推進体制の構築について一定の成果を確認できるものの,今後は現地での説明会だけではなく,海外提携大学と教育プログラムを通じた学生リクルートを行うなどの学生の質向上に資する取組の更なる推進が期待される。

  また,インターンシップ受入れ企業数が当初計画された目標を達成できておらず,5年間の補助事業期間中に関係企業への就職者の実績がないことからも,産業界との連携体制には課題があり,改善を期待したい。特に学生のニーズを把握するとともに,連携企業の新規開拓などを含めた産業界との連携を強化し,これまでの実績を踏まえた高度専門職業人養成の戦略的な取組の推進が望まれる。


お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成28年03月 --