(千葉大学)大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点支援・平成22年度採択事業(旧:日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業)事後評価について


大学名

千葉大学

プロジェクト名

植物環境デザイニングプログラム
(分野融合型プロフェッショナルスクールの創成)

取組代表者

千葉大学長 徳久 剛史

取組担当者

大学院園芸学研究科長 小林 達明

【事業概要】

  多面的な都市環境において「植物による環境への貢献」を促すことができる技術に関する国際的な人材「環境園芸デザインプロフェッショナル」の育成を目的としている。応用研究をマネージできる未来のリーダーの育成を本学と日本企業,中韓を中心としたアジア各国の大学コンソーシアムとの連携で進めていく。

【大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点支援・平成22年度採択事業評価委員会における評価】

(総括評価)

S

当初目的を十分に達成し,当初目標を大幅に上回る効果,成果が得られたと判断される。

(コメント)

  短期及び長期のプログラムを提供することで多数の外国人学生を受け入れるとともに,BCM(基盤科目),PBL(プロジェクトワーク)及びLTI(インターンシップ)を有機的・多層的に組み合わせ,質の高い実践的な教育を行うための教育体制等を構築していることは高く評価できる。

園芸学研究科,工学研究科及び環境健康フィールド科学センターを中心とした学内の連携体制に加え,多様な企業,団体との連携体制も構築がされているものの,関連企業への就職率の向上を図るためには,企業や学生のニーズを踏まえた一層の就職支援体制の整備が望まれる。

  なお,農業は成長が見込まれる分野であり,本取組は農業の発展に資するものと考えられることから,今後実績を踏まえ計画されているNPO植物工場研究会と連携したインターンシップの実施や中韓にとどまらない幅広い事業を着実に実施し,成果をあげられることを期待する。


お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成28年03月 --