平成18年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」の選定のための審査は、各大学から提出される申請書をもとに行われます。申請書は、以下の一般的留意事項並びに申請書の作成・記入方法にしたがって作成してください。
なお、申請書受付期間終了後の差し替えや訂正は認めません。
目次
- （様式1）について
- （様式2－1）「1 大学病院等の基礎情報」について（テーマ1のみ該当）
- （様式2－2）「1 学部等の基礎情報」について（テーマ2のみ該当）
- （様式3）「2 取組について」について
- （様式4）「3 取組の実施計画等について」について
- （様式5）「4 データ、資料等」について
- （様式6）「5 事業に係る経費」について
- （様式7）「6 過去の選定状況」について
- （様式8）（参考）「地域再生計画」との連動について
1 一般的留意事項について
- 平成18年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」申請書は、この作成・記入要領に基づいて作成してください。
- 申請書は、原則として、パソコン（又はワープロ）を使用し、書式を以下のとおり設定して、日本語で作成してください。
| 判の大きさ |
A4縦型 |
| 1行あたり文字数 |
40字 ※様式1を除く |
| 1ページあたり行数 |
40行 ※様式1を除く |
| 文字方向 |
横書き |
| 印刷方法 |
両面印刷 |
- 申請書は、なるべく見やすい大きさ及びフォントの文字で作成してください（11ポイント明朝体を推奨）。
- 申請書には、ページを付してください（通し番号）。また、申請書は、両側の余白を20ミリメートル程度空けてください。左横2ヵ所をステイプル止め等して見開きの体裁にするとともに、2穴を開けてください。なお、作成に当たっては、所定の様式の改変（項目の順番入れ替え等）はできません。
- 複数の大学等が共同で行う取組（以下「共同取組」という。）の場合、取組の主体となる大学（以下「申請担当大学」という。）が申請書を作成してください。（例えば、1つの大学で、医学部と薬学部が共同で行う場合は、それぞれ単独扱いとなります。）
2 申請書の作成・記入方法について
（様式1）について
- （1）「整理番号」欄には、記入しないでください。
- （2）「申請区分」欄には、大学が単独で申請する場合（以下「単独申請時」という。）は「1」に○（丸）印を付けてください。複数の大学等が共同で申請する場合（以下「共同申請時」という。）は「2」に○（丸）印をつけてください（手書きでも可）。
- （3）「設置形態」欄には、単独申請時は該当の番号に○（丸）印を付けてください。共同申請時には申請担当大学の該当する設置形態の番号に○（丸）印をつけてください（手書きでも可）。
- （4）「大学名」欄には、単独申請時は大学名を記入してください。共同申請時は、申請担当大学を記入してください。
- （5）「所在地」欄には、単独申請時は大学の本部キャンパスの郵便番号と住所を記入してください。共同申請時は、申請担当大学の本部キャンパスの郵便番号と住所を記入してください。
- （6）「設置者名」欄には、単独申請時は大学の設置者名を記入してください。
共同申請時は申請担当大学の設置者名を記入してください。
国立大学は国立大学法人の名称、公立大学は地方公共団体又は公立大学法人の名称、私立大学は学校法人の名称を記入してください。
- （7）「学長の氏名」欄には、単独申請時は学長の氏名を記入し、氏名にふりがなを付してください。共同申請時は、申請担当大学の学長の氏名を記入し、氏名にふりがなを付してください。
- （8）「申請テーマ」欄には、以下のテーマのうちから該当する番号を記入してください。
- 分野別偏在に対応した医師の養成
- 臨床能力向上に向けた薬剤師の養成
- （9）「取組期間」欄には、申請するテーマの財政支援期間の範囲内で取組を行う年度を記入してください。（（例）平成18年度～平成20年度）
- （10）「取組の名称」欄には、申請する取組の内容を端的に表す名称を必ず全角20字以内（半角表記は認めません）で記入してください。20字以内で表すことが困難な場合は、別に副題（サブタイトル）を添えても構いませんが、主たる取組の名称は、必ず全角20字以内で表記してください。
- （11）「主体となる大学病院・学部名」欄には、取組の主体となる大学病院又は学部名を記入してください。
- （12）「病院長・学部長の氏名」欄には、取組の主体となる大学病院の病院長又は学部長の氏名を記入し、氏名にふりがなを付してください。
- （13）「取組担当者」欄には、申請する取組において中心的役割を果たしている方で、申請書の内容について責任をもって対応できる方の氏名、所属部局・職名等を記入してください。
- （14）「事務担当者」欄には、必ず連絡がとれる担当者（課長または係長相当職の方）の氏名、所属部局・職名等を記入してください。
（様式2－1）「1 大学病院等の基礎情報」について（テーマ1の申請を行う場合）
（様式2－1）は、テーマ1「分野別偏在に対応した医師の養成」の申請を行う場合のみ作成してください。（テーマ2「臨床能力向上に向けた薬剤師の養成」の申請を行う場合は作成不要です。）
3ページ以内に収めてください。
（1）大学病院の特色（概要）
取組の主体となる大学病院が掲げる理念・目的・特色などを、400字以内で記述してください。
（2）大学病院の規模
平成18年5月1日現在のデータに基づき下記の要領にしたがって記入してください。なお、単独申請時、共同申請時にかかわらず、複数の大学病院が参画する取組の場合は、取組の主体となる大学病院だけでなく、参画する全ての大学病院について表中に記入してください。
- 「承認病床数」は、医療法第7条第1項又は同条第2項の規定により許可（承認）を受けた病床数の合計を記入してください。
- 「診療科数」は、院内で標榜している診療科の合計数を記入してください。
- 「教職員数」は、常勤職員の実員数を記入してください。また上段（）（かっこ）書きで医師及び歯科医師の合計数（臨床講座等に所属する教員（医師、歯科医師に限る。）を含む）を記入してください。
- 「研修医数」は、医師法第16条の2第1項に定める臨床研修を行っている者及び歯科医師法第16条の2第1項に定める臨床研修を行っている者の人数をそれぞれ記入してください。
（3）参画する学部等の概要
単独申請時、共同申請時にかかわらず、申請する取組に学部等（大学病院を置かない大学や短期大学の学部等、研究科等及び学科等を含む。）が参画する場合は、参画する全ての学部等について、平成18年5月1日現在のデータに基づき下記の要領にしたがって表中に記入してください。
- 「大学名又は短期大学名」欄には、参画する大学名又は短期大学名を記入してください。
- 設置者名」欄には、参画する大学の設置者名（国立大学は国立大学法人の名称、公立大学は地方公共団体又は公立大学法人の名称、私立大学は学校法人の名称）を記入してください。
- 「学部等名、研究科等名又は学科等名」欄には、参画する学部等の名称を記入してください。
- 「収容定員数」、「在籍学生数」、「専任教員数」欄には、参画する学部等のそれぞれの数を記入してください。
- 「養成する医療人等」欄には、参画する学部等において医療人を養成している場合は、その職種を記入してください。
（4）医学部におけるモデル・コア・カリキュラムの導入状況
申請担当大学が医学部を置く大学の場合、医学教育モデル・コア・カリキュラムの導入状況を記入してください。
（5）地域における医療対策協議会への構成員としての参加状況
地域における医療対策協議会に構成員として参加している場合、当該協議会の名称、当該構成員の職種及び人数について記入してください。
（6）取組の実施期間中の組織改編等の予定と影響の有無
取組を実施する大学病院・学部等に組織改編等の予定のある場合に、取組の実施期間中の組織改編等の予定及びその年度（学生募集停止予定、大学・学部等の改廃）を記入してください。また、本取組への影響の有無についても記述してください。取組の実施期間中の組織改編の予定がない場合は「なし」と記入してください。
（7）取組の積極的な情報提供の方法及び体制の有無
取組の実施内容等に係る積極的な情報提供の方法及び体制の有無について記入してください。
（様式2－2）「1 学部等の基礎情報」について（テーマ2の申請を行う場合）
（様式2－2）は、テーマ2「臨床能力向上に向けた薬剤師の養成」の申請を行う場合のみ作成してください。（テーマ1「分野別偏在に対応した医師の養成」の申請を行う場合は作成不要です。）
3ページ以内に収めてください。
（1）学部の特色（概要）
取組の主体となる学部が掲げる理念・目的・特色などを、400字以内で記述してください。
（2）学部等の規模
平成18年5月1日現在のデータに基づき下記の要領にしたがって記入してください。なお、単独申請時、共同申請時にかかわらず、複数の学部等が参画する取組の場合は、取組の主体となる学部だけでなく、参画する全ての学部等について表を作成してください。
- 「大学名」欄には、大学名を記入してください。
- 「設置者名」欄には、参画する大学等の設置者名（国立大学は国立大学法人の名称、公立大学は地方公共団体又は公立大学法人の名称、私立大学は学校法人の名称）を記入してください。
- 「学部等名、研究科等名又は学科名」欄には、参画する学部等の名称を記入してください。
- 「入学定員数」、「収容定員数」、「入学者数」、「入学定員超過率」、「在籍学生数」、「専任教員数」欄には、参画する学部等のそれぞれの数を記入してください。
（3）取組の実施期間中の組織改編等の予定と影響の有無
取組を実施する学部等に組織改編等の予定のある場合に、取組の実施期間中の組織改編等の予定及びその年度（学生募集停止予定、大学・学部等の改廃）を記入してください。また、本取組への影響の有無についても記述してください。取組の実施期間中の組織改編の予定がない場合は「なし」と記入してください。
（4）取組の積極的な情報提供の方法及び体制の有無
取組の実施内容等に係る積極的な情報提供の方法及び体制の有無について記入してください。
（様式3）「2 取組について」について
5つの設問項目について、6ページ以内で記述してください。
項目毎に改ページする必要はありません。
また、必要に応じて図表や写真等を組み入れても構いません。但し、その場合であっても指定のページ数内を厳守してください。
（1）取組の概要
申請する取組の全体像を400字以内で簡潔に記述してください。また、記入後、文字数を記載してください（句読点、括弧の類も全て1字として計算すること。但し、半角数字、アルファベットに限り0．5字として計算すること。また空白は文字数に数えません）。
（2）取組の趣旨・目的
申請する取組の趣旨・目的について、テーマの趣旨・目的及び以下の内容を踏まえつつ、具体的に記述してください。
- 取組における教育の目標や養成する人材像について
- 設定する教育の目標や養成する人材像のニーズについて
- 取組が求める成果、効果等について
（3）取組の実施体制等
申請する取組の実施体制等について、以下の内容を踏まえつつ、具体的に記述してください。
また、取組に関連する今日までの教育実績や実施体制等の経緯等の記述を要する場合は、「（5）評価体制等」の後に「（参考）」として、別に記述してください。
なお、実施体制については、主体となる大学病院・学部を中心として、参画する学部等や連携する地域の医療機関等を含めた全体像が把握可能な、わかりやすい図を「（5）評価体制等」の後に「（参考）」として、添付してください。
- 取組の趣旨を踏まえた目的を達成するための教育課程、教育方法等について
- 取組の実現に向けた実施体制（マネジメント体制、教職員の体制、支援体制、学外との連携）について
- 取組における大学等としての独創性又は新規性について
※ 上記1及び2の具体的な計画、実施・展開のスケジュール等については（様式4）に記述してください。
（4）取組の有効性
申請する取組の有効性について、以下の内容を踏まえつつ、具体的に記述してください。
また、テーマ1の申請を行う場合には、この取組を実施することが、どのように分野別偏在に対応した医師の養成につながるのか、具体的に記述してください。
- 取組における教育課程、教育方法等の創意工夫について
- 取組における実施体制等の創意工夫について
- 取組により期待できる成果等の教育改革への有効性について
（5）取組の評価体制等
申請する取組に対する評価体制、方法及び当該評価を取組へ反映する方法について、具体的に記述してください。
（参考）
- 取組に関連する今日までの教育実績
- 実施体制等の今日までの経緯
- 実施体制の全体像を示した図
※ （様式3）に盛り込むことができない表等については、（様式5）を活用してください。
（様式4）「3 取組の実施計画等について」について
2ページ以内に収めてください。
申請する取組の実施計画等について、以下の内容を踏まえつつ、具体的に記述してください。
- 取組の全体スケジュール及び各年次の実施計画
- 取組への教職員や学生の参加数等
- 教職員と学生との関係を含めた、実施体制等の具体的な展開
※1 （様式3）の（参考）に関する記述は必要ありません。
※2 （様式4）に盛り込むことができない表等については、（様式5）を活用してください。
（様式5）「4 データ、資料等」について
5ページ以内に収めてください。
「2 取組について」、「3 取組の実施計画等について」に記載された内容を示すデータや資料を取りまとめ、出典を付して記述又は貼付してください。
また、書式は、「1 一般的留意事項について」にかかわらず、40字×（かける）40行とする必要はありません。
（様式6）「5 事業に係る経費」について
2ページ以内に収めてください。
（1）平成18年度の申請経費
当該年度の補助事業に係る経費として必要な、1．申請額（補助事業上限額の範囲内で設定する額）、2．補助金額（補助金基準額の範囲内で設定する額）及び3自己負担額を記入してください。
共同取組について、申請担当大学以外に分担金を配分する必要がある場合は、積算内訳に記入してください。
また、本調書に計上した経費であっても、大学改革推進等補助金（大学改革推進事業）取扱要領等に沿わない経費の場合は、交付の対象にはなりませんので注意してください。
補助事業上限額及び補助金基準額については、下記「【参考】各テーマの補助事業上限額及び補助金基準額」を参照してください。
（2）事業全体に係る申請予定額
事業全体の実施計画に基づいて、申請額を年度別にそれぞれ記入し、併せて合計額を記入してください（金額は、千円単位で記入し、千円未満の端数は切り捨ててください）。補助事業上限額を超える場合、審査の対象外となりますので留意してください。
【参考】各テーマの補助事業上限額及び補助金基準額
テーマ1 「分野別偏在に対応した医師の養成」、
テーマ2 「臨床能力向上に向けた薬剤師の養成」とも共通
（補助事業上限額）43,500千円以内／年
（補助金基準額）29,000千円以内／年
（財政支援期間）3年間（予定）
（3）経費措置の状況
申請する事業が、国の補助金等による経費措置を現に受けているか、又は今後受ける予定があるかの有無を記入してください。
経費措置を受けていない、又は今後受ける予定がない場合は「なし」と記入してください。当該欄の記載がない場合（「なし」の記載がない場合も含む）、選定対象とされないことがあります。
申請する事業について、類似性の高い事業や国の補助金等により経費措置されている関連事業がある場合には、その事業計画及び資金計画を十分整理するとともに、明確に区分してください。事後であっても重複補助等が判明した場合、経費措置等の取消等の理由となりますのでご注意ください。
（様式7）「6 過去の選定状況」について
- （1）「プログラム名」欄には、平成17年度以前に「特色ある大学教育支援プログラム」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」、「地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム」、「大学・大学院における教員養成推進プログラム」、「大学教育の国際化推進プログラム（戦略的国際連携支援）」のいずれかに選定された取組（共同の取組を含む）について、全て記入してください（該当ない場合は、「該当なし」と記入してください）。
- （2）「（選定年度）」欄には、各プログラムで選定された年度を記入してください。
- （3）「（取組名称）」欄には、選定された取組の名称を記入してください。
- （4）「（申請区分）」欄には、単独申請で選定された取組の場合は「単独」、共同申請で選定された取組の場合は「共同」と記入してください。なお、共同申請で選定された取組で申請担当大学に該当する場合は、共同を○（丸）で囲んでください。
- （5）「（選定取組の概要）」欄には、選定された取組の全体像を400字以内で簡潔に記述してください。
- （6）「（選定取組と今回の申請との関連性について）」欄は、200字以内で簡潔に記述してください（共同の取組を含む）。今回の申請と関連性がない場合は「なし」と記入してください。
（様式8）（参考）「地域再生計画」との連動について
※ テーマ1「分野別偏在に対応する医師の養成」に応募される大学のみ関係します。
3ページ以内に納めてください。
公募要領「8 その他の留意事項（5）地域再生計画との連動」を参照の上、該当する取組については、連携する地方公共団体が「地域再生計画」に認定申請しようとする計画の概要を記述するとともに、認定申請しようとする計画と「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」へ申請する取組との関係がわかる資料（協定書等）を添付してください。
なお、連携する地方公共団体が複数である場合、当該複数の地方公共団体の連名による共同の「地域再生計画」として認定申請することとなるので、（様式8）の内容も同様に一つの計画として概要及び資料を提出してください。